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「知らない」は武器

こんばんはのようなこんにちは、くろだです。

今回のnoteも読んでいってくださいな。


ということで早速だけど、「知らないことは悪いことだ」と思うだろうか。

僕は悪いと思わない。

「すべてを知っている」なんておこがましいことは口が裂けても言えないし、この短い一生で「すべてを知れる」とは思わない。

それほどまでに世界は大きく、日々新しい何かが生み出されている。

「知らない」は、僕の身近にある状態だと言える。


しかし、世間を見てみると「知らない」ことを悪のように扱う場面がよく見られる。

わかりやすい例えが陰謀論者かな。

「世界を裏から操る闇の組織があるのだ」と。

そしてそれを知らない人に「盲目の羊」と揶揄してみたり「目を覚ませ」と煽ってみたりする。

別に「闇の組織がある」と言うことはいいのだ。

自民党と統一教会が繋がっていたってニュースがあったのだから、もっとデカい何かがあってもおかしくないと思う。

しかし、人には得手不得手がある。

こういう世界情勢的な話題が苦手な人だっているのだ。

そういう人がいることを認識せずに「知らない」ということをバカにすると、返って自分らが損をする


「知らない」の代表者は”子ども”である。

彼らの周りには未知が広がっており、すべてをこれから知っていく。

そんな彼らはありとあらゆる事柄に疑問を持つ。

「なんで空は青いの?」
「靴ってなんで履かなきゃいけないの?」
「子どもってどうやってできるの?」

不純で汚れきった大人になればなるほど、これらの事柄に対しての疑問を持たなくなる。

それらを「当然のこと」として処理しなければ、より複雑でめんどくさい現実を処理する方に労力を割けなくなるから。

しかし子どもは知りたがる。

その知りたがり屋をバカにしてみよう。

「お前そんなことも知らないのかよw」と。

「知らない」ということをバカにされた子は「知らない」ということを言わなくなる。

しかし「知らない」と言わないだけであり、「知らない」という状態は続く。

「知らない」まま大人になったらどうなるのだろう。

例えば、無知につけ込まれて騙されるかもしれない。

そして騙されたことにも気づけない大人になるかもしれない。

例え騙されなくても、得をすることも無い。

「子育て支援」として、電動自転車を買うときに補助金の出る自治体がある。

それは申請しなければもらえない。

知らなければ得をすることが無い。


「知らない」ということをバカにして放置する風潮になると、必要以上の知識武装が必要になってしまう。

つまり必要知識が増えるから、「知っている」状態になるためのハードルが上がるということ。

平均が「50」と決まっている偏差値みたいなものと言えばわかりやすいだろうか。

「知らない」グループの平均と、「知ってる」グループの平均は、当然違ってくる。

しかし、両グループの偏差値の真ん中は50であり、ぱっと見同じように見える。

だけどその二つのグループの「50」は、あまりにも違う「50」である。

例えるなら、小山の大将が別の場所に移るとドベになってるって感じかな。


話がとっ散らかってきたので、まとめていこう。

「知らない」という状態を「知っている」という状態に持って行ける環境であった方がいいということだ。

そのためにも「知らない」ということをバカにしてはいけない。

「知らない」ということを知りながら知らないままにしていたら、発破をかけた方がいいけどね。

そして案外、人の「知らない」が自分の学びになったりする。

子どもの「なんで?」が自分の学びになったと言う親が、たくさんいるのだから。

知らないは伸びしろ。

知らないは武器になる。

知的好奇心を満たしていきましょう。


以上!くろだでした。

読んでくれてありがとうございました。

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ではまた👋


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