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君は医者になれない:午鳥志季さん作、読了
君は医者になれない読了
自己免疫疾患になって10年以上です。
自己免疫疾患とは
風邪を引いた時に菌を攻撃する免疫細胞が、自分の体の細胞を攻撃してしまう原因不明の病気。
安倍 元総理大臣がかかっていた潰瘍性大腸炎も 自己免疫疾患の1種です。
自己免疫疾患を治療する診療科、アレルギー膠原病内科での物語の小説、
「 君は医者になれない」 を読み終えました。
この小説がおすすめに出てきたとき、自己免疫疾患を長年患っているからには、この小説はぜひ読まなければ、と思いました。
作者の方は午鳥志季(ごどりしき)さんという、現役の内科医の方だそうです。
なかなかに面白い内容でした。
「君は医者になれない」は、膠原病内科医・漆原光莉と血嫌いな医学生・戸島光一郎の物語を描いた感動的な医療ドラマです1。以下に要約をご紹介します。
あらすじ:
戸島光一郎は、血が怖いという致命的なハンデを抱える医学生です。彼は落第寸前でしたが、人手不足のアレルギー・膠原病内科の手伝いを命じられます。
膠原病内科は通称「アレコー」と呼ばれ、免疫が己の身体を傷付けてしまう難病患者を診療する場所です。
アレコーの外来医長である漆原光莉は、歯に衣着せぬ言動と人として残念な面があるものの、どんな些細な症状も見逃さない名医として信頼されています。
戸島は漆原の下で多くの患者と出会い、さまざまなことを学びます。
この小説には関節リウマチと皮膚筋炎と全身性エリテマトーデスの患者の話が出てきます。
お医者さんが書いた小説と言えば、海堂尊さんの「チームバチスタの栄光」シリーズが思いつきます。チームバチスタシリーズはドラマや映画にもなりました。チームバチスタシリーズもなかなか面白かったけれど、この君は医者になれない、シリーズも多分ドラマ化とかしそう、&できそう&したらヒットしそうな感じです。
病気の内容も世間の方に認知が広がるとよい気がするので、おすすめします。
ぜひ読んでみてください。
そういえば、最近流れてきたツイートで、
「著」と「作」の違い。
について
岩波文庫での「著」と「作」の違いですが、小説や詩などの(文学的)創作の作者には「作」を、それ以外の著作物の著者には「著」を用いております。 https://t.co/twPtqOWMGm
— 岩波文庫編集部 (@iwabun1927) April 8, 2024
という投稿を見ました。
知らなかったです。