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ラジオと引き寄せの法則

思考や感情が現実化する


「引き寄せの法則」はスピリチュアル系の情報でよく言われる単語です。

感情や思考が現実になるというものです。

例えば、
幸福感を感じていれば幸福な現実が目の前に現れる。
自分が豊かであると思っていれば、豊かである現実を引き寄せる。

なので、ポジティブな現実を体験したければ、
ポジティブな感情を感じましょう。
ポジティブに思考しましょう。

といったことが言われます。

この記事では、その本質について考察します。

原因はすべて自分の内側にある


「引き寄せの法則」で重要なのは、

外側の現実は自分の内側(思考や感情)を調整することで、
変えることができるというメッセージです。

私たちは不遇な状況で、
つい人のせいや環境のせい、など外側に原因を求めてしまいます。
外側に原因を求めて、、必死に外側の事象をいじろうとします。

例えば、
他人のせいにして人を変えようとしたり、
職場のせいにして、職を安易に変えたりします。

もちろんそれが有効な場合もあるのですが、
自分に原因があるという根本を認識できなければ、
人が変わっても職場が変わっても、似たような問題が起きることになります。

「引き寄せの法則」は、私たちの考え方や物事のとらえ方に原因があることを思い出させてくれます。
自分の内側(考え方物事のとらえ方)によって、それに見合う現実が現れるのです。

ラジオと引き寄せ


自分の内側に見合う現実が引き寄せられる。

と述べました。

であれば、
内側を理想的な状態に調整できれば、
外側に現れる現実も理想的なものになります。

この調整について、より腑に落としていただくため、
ラジオの構造を説明します。

ラジオは内部の電気回路を変化せることで、
拾う周波数が変わり、聞けるラジオ局が変わります。

自分が今聞いていないラジオ局も、常に存在しています。

聞くか聞かないか(ラジオから音が出るかでないか)は、
自分がそこにチャンネルを合わせるかによって決まります。


これと同じで、
理想的な自分というのは常に存在しています。

これを信じるのは難しいかもしれません。


少し、時間をとって、

「理想的な自分」

を想像してみてください。


あなたにとっての理想が想像できたでしょうか。

何かしらの想像ができたなら、あなたの理想は確かに存在しています。

起こりうる可能性の一つとして、想像の中に確かに創造しているということです。

例えるなら、ラジオの番組表のようなものです。
聞いていなくても、それがあるのはわかっているという状態です。

あとはチャンネルを合わせれば聞くことができます。


ラジオでつまみをひねるように、
自分の内部を調整しましょう。

理想を現実にするためにすべきことはそれだけです。

つまみのひねり方(内側の調整)


この理論を、日常生活に適用するためには、
感情や思考を変えることが重要です。

そのために有効なのは、
いますでに理想的な状態であるという自分のイメージを確立することです。

例えば、
「自分は豊かだ。
勤勉で能力にあふれ、健康的な生活をし幸福と感謝を感じている。」

などと自分に言い聞かせる。宣言する「アファメーション」が役に立ちます。

これは「自分はこういう人間だ」という周波数にチャンネルを合わせる行為です。

自分のイメージが、理想的な状態のチャンネルにあってくると、
選択や行動も変わってきます。

例えば、
理想の自分が早起きで健康的な食生活をしているなら、
昼まで寝ていることや、ジャンクフードを食べることを望まなくなります。

慣れ親しんだ過去の在り方を続けるのでなく、
理想的な状態に移っていきます。


ここで注意点として、

生物は恒常性維持機能と言って、
現状を続けようとする性質があります。

より良い理想があるとしても、生存できている今を守ろうとしてしまうのです。
これが生命維持に役立つのですが、願望実現においては厄介な代物です。


恒常性維持機能とうまく付き合い、願望を実現するには、

そういった機能があるということを知っておくことです。

理想的な方向に進んでいる(変化する)ときに、
現状に引き戻すような感情や思考が芽生えるということを、
知っておけば、

「あ、今、恒常性維持機能がはたらいているな。
でも変化しても死なないから大丈夫。」

と認識し直すことができます。

そして、変化する方向に進むのです。


わたしたちはただ、自分に見合う現実を体験するだけです。


内側を調整し理想的な結果を引き寄せるのにふさわしい自分でありましょう。


これが引き寄せの法則の本質です。




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