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理想の自分を憑依させる

人は今この瞬間に変われる


変わりたいと思っても、

人間なかなか変われないものです。


なぜ変われないのでしょうか?

それは現実世界のルールの理解が足りないためです。


ルールさえわかれば誰でもすぐに変わることができます。


どのように瞬間的に変化するかというと、

それは憑依させることです。


過去の自分を捨てる


変われない理由は古い自分にしがみついているからです。


今あなたが自分自身についてどう思っているかはさておき、

古い自分が自分自身をここまで生き長らえさせてきました。

年齢分の信頼と実績があるわけです。


そんな自分を捨てて、

どうなるかもわからない新しい自分に変化することは、本能からしてみるとたまったものではありません。


そんなリスキーなことはやめてほしいのです。


このような性質があるため変化することが難しいのです。



その性質を飛び越えて一瞬で変化するには自分という人格を切り離すことが有効です。



ではどのように切り離せばよいでしょうか?



不本意な人格交替


どのように人格を切り離すか?


それを考える上で役に立つのは、

二重人格や霊障などです。



それらは一瞬で自分を変化させるという意味で良い材料になります。



人格が変化している時、

平時と何が変わっているのでしょうか?



一言でいうと物事への解釈が違います。


同じものを見ても違った捉え方をするのです。


捉え方が変われば、

抱く感情も変わり、

思考が変わり、

行動が変わります。


結果得る結果が変わります。


言い換えると、解釈が世界を作っているのです。
解釈が変われば見える世界は変わります。

これが現実の仕組みです。


人格障害や霊障などで人格が交替する時、

平時では周りの人と友好的に接していても、

別人格に切り替わったときには攻撃的になったりします。

周りの家族や友人が敵に見えるのです。

見えているものは変わらなくても、
ものの定義が変わっているのです。


このような変化は望まないかもしれませんが、


解釈を変えれば自分という存在や、
現実は簡単に変わることになります。



上で挙げた例だと、

自分の意志が介在していないため、

望まない形に変化してしまう可能性があります。



そんなものはお呼びではありません。

私達が望むのはなりたいものになる方法です。



そのためには理想の自分を憑依させる必要があります。



理想の自分を憑依させる



理想の自分を現状の自分に憑依させる


それが今この瞬間に

理想の自分になる方法です。



そのためには、

理想の自分について知る必要があります。


理想の自分とは?

と自分自身に問うのです。


何をして何を感じているか?

周りの状況など、

自分を取り囲む状況をリアルにイメージします。


能力や資産、など、

現状の全ての制限を無視して、

本当の理想について自分に問うのです。


現状からの距離や、

そこに至るまでの方法は一切気にせず、

ただ理想という目的地だけをイメージするのです。


それがあなたの理想の自分です。



それをイメージしたあとは、

現状の自分に憑依させます。



今この瞬間から理想の自分として、

存在すると決めます。


古い自分は理想の自分が体を乗っ取ったときから何処かへ行ってしまいました。



綱引きに勝つ



今この瞬間から、

あなたの物事への解釈は理想の自分としてのものです。


先ほどイメージした理想の自分が、

何年か前(今)を振り返った時、

あの時こうしていたな。

ということをすればよいのです。


その瞬間からあなたは理想の自分として存在することになり、早かれ遅かれイメージした結果を受け取ることになるでしょう。


結果を受け取ってはいないかもしれませんが、それは時間の問題で、あなた自身は既に理想の自分に変化しています。

理想の自分にも、
能力や資産が伴っていなかった時はあります。
それが今です。

どれだけの偉人でも、

文字が読めなかった時もあれば、
歩けなかったときもあるのです。

今、無いことは嘆くことではありません。

必要な行動を積み重ねればそこに行き着きます。


先ほどイメージした理想の姿は、
未来の記憶で、約束された自分の姿です。

焦点を当て続ければ必ずそこにたどり着きます。



重要なのは日々そこに焦点を当て生活することです。



しかし日々生活する中で、

古い自分が顔を出してくるでしょう。


そんな時は理想の自分が身体の主導権を取り返してください。


体を占有する時間が長ければ長いほど馴染んでいきます。


古い自分が身体の主導権を握っていることに気付きさえすれば、再び主導権を戻すことができます。綱引きの要領です。


何より重要なのは気づくことです。

気づかなければ知らないうちに綱が引っ張られて、理想の自分の手から離れることになってしまいます。

古い自分が引っ張り始めたららすぐに気づいて引っ張り返しましょう。



気づきの能力を上げるためには、

呼吸に意識を向ける瞑想が有効です。


意識が逸れて違うことを考え始めたら、

呼吸に意識を戻す。

という繰り返しは、

理想の自分と古い自分の綱引きと同じだからです。



綱引きを制したとき、憑依させた理想の自分は当たり前になり、古い自分も完全に力を失います。

いたことすら忘れてしまうかもしれません。


このような状態になったとき、

瞬間的に起きた理想の自分への変化は定着し、

永遠のものになるでしょう。






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