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4歳長女がひらがなを習得するまで

最近、長女のマイブームはお手紙をあげることです。


それもそのはず。


ほとんどのひらがなが読めるようになり、かなり多くのひらがなが書けるようになったから。

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※「ぱ」「よ」「お」は僕が書きました^^;


濁点や拗音もだいたい読めるようになりました。

ここに至るまでに、親として、あの手この手を使って、ひらがなを習得させてきた…

というわけではありません(笑)

ただ、それなりの環境は整えていきました。

今回は長女がひらがなを覚え、文字を楽しむようになった道のりをまとめたいと思います。


①あいうえお表

まずはやっぱり「あいうえお表」です。

長女が興味をもつ前、たしか2歳ぐらいからリビングやお風呂に貼りました。

おすすめなんて特にありません。
何でもいいです(笑)

わが家は百均で売ってたものを、ある日突然貼っておきました。

興味がなくても別に気にしません。
飾りのように貼っていました。

2〜3歳ごろ、保育園の持ち物に書かれている名前などを見て、「これがわたしの名前なんだ」と認識し始めます。

そして、その字が「あいうえお表」の中にあることを知ります。

長女の場合、自分の名前を認識することが、ひらがなとの初めての出会いでした。


②絵本の読み聞かせ

日課として、毎晩絵本を読んでいます。

これは1歳頃から、かな?

長女は絵本が大好きなので、夜遅くなってしまっても1冊読まないと寝ようとしません。

今思い返すと、この日課もひらがなを習得する上で大事だったんじゃないかと思います。


ひらがなが少し分かるようになったころ、
「これ、わたしのなまえとおんなじだ」
と、絵本の中の文字を見つけるようになりました。


また、絵本の内容を覚えたら、僕や妻に読んでくれるようになりました。

途中で分からなくなってしまうのですが、少しずつ読めるひらがなが増えていくと、絵本の字を読めばいいことに気づき、だんだんと読めるようになっていきました。


③ひらがなパズル

自分の名前に興味を持った頃、ちょうどパズルにハマっていたので、知育パズルを買いました。

このパズルを「あ」から順番に並べながら一緒に遊びました。

1列ずつ同じ色になっているので、仲間を見つけやすく、声に出しながら並べていくことができます。

このパズルのおかげで、かなり多くのひらがなを覚えました。

そして、同じ発音をする仲間が分かるようになっていきました。

例えば、「す」は「さ・し・す」だから「さ」の列の中にある、ということです。

この仕組みが分かると、次のタブレットが楽しくなります。


④あいうえおタブレット

このタブレットも2歳後半ぐらいから家にありましたが、実際に興味をもって使えるようになったのは4歳になる少し前くらいだったと思います。

まず、入力できるようになったのは、やっぱり自分の名前です。

それから、パパ、ママ、次女の名前や友達の名前を入力できるようになりました。

その範囲が広がっていく中で、必然的に濁点や拗音などの仕組みを学んでいきました。

最近は、車で移動する時にこのタブレットで遊んだりもしています。

入力した音を録音して音声で読み上げてくれたり、クイズを出してくれたりもするので、楽しそうです。

長女は、入力できることが増えるほど、このタブレットにハマっていきました。

この辺りで、読む方は、ほとんどマスターできました。


⑤カルタ

全部読めるようになると、楽しいのがカルタですね^^

わが家は妻がカルタ好きでして。

いろんな種類のカルタを買って楽しんでいます。

長女が好きなのは、「わにわに」のカルタです。

競い合って取るというよりは、長女が探し出すのを待って全部取って楽しむ遊びとしてやっていました。


⑥ひらがなアプリ

長女を見ていると、読むのと書くのとでは、また違う難しさがあるんだなと感じます。

絵が苦手な人は、たとえ見て描いたとしても、きれいな絵を描くことができません。子どもにとってひらがなを書くことも、それに似ているんだと思います。


長女がひらがなをだいぶ読めるようになった頃にハマったのが「ひらがなアプリ」です。

これはもうすごーくハマりましたね。

ここで紹介する中で間違いなく一番ハマっています。

このアプリには、僕の語彙力では言い表せないくらい、子どもがハマる要素がたくさん詰まっています。


まず、書き順どおりに指でひらがなをなぞります。

指でなぞっている間、ずっとその音を読み上げてくれます。

「さささ、さささ、さーーー、さ」
という具合。

インプットとアウトプットのハイブリッド^^


そして、なぞることができたら長女が大好きなミニゲームコーナーへ。

「『さ』をつかまえて」 → 「あ、にげたー!」

みたいに。

ひらがなが逃げたり隠れたりします。

こんなことされたら、ひらがな大好きになっちゃいますね^^

このアプリのおかげで、簡単なひらがなは書けるようになりました。


そして、これは一人で集中して遊んでくれるので、親が別のことをしたい時にも助かります^^;

あんまり長時間はさせませんが、30分くらいを目安にやらせています。


⑦親の真似

最後は、鉛筆を持って紙に書くまで。

これはシンプルに「真似」です^^;

僕や妻がノートを開き、ペンを持って何か書いたりしていると、
「わたしもかきたい!」
と言ってきます。

長女の「じゆうノート」とえんぴつを準備してあげて、同じテーブルに座り、大人と同じ環境を整えてあげます。

最初は、カタカナの「キ」や「メ」のような意味のわからない文字をつらつらと紙に書き、「できた!」と喜んでいました。(一文字も読めません)

親が書くのと同じペースで鉛筆を走らせる真似をしているんですね。

そのうち自分の名前を書けることに気づくと、
「『て』ってどうかくの?」
などと、自分から聞いてくるようになりました。

そうして、書けるひらがなが1つ、また1つと増えていきました。


まとめ|長女はがんばってない

長女は、努力の末にひらがなを覚えたわけではありません。

ただ興味があったから。

読めることが楽しくなったから。

お手紙を書くことが楽しいから。

好奇心と楽しさの繰り返しで、ひらがなを覚えたんじゃないかなと思います^^

親がしたことは、それとなく家の中にひらがなを置いておいたこと。

後は長女が聞いてくるまで何もしてないです…

パズルやカルタ、タブレットも、長女が
「これやろう!」
と誘ってくるまでは、こちらから無理に誘うことはしませんでした。

もちろん、ハマらなかったおもちゃや学習テキストもたくさんあります。

そんな中、長女が文字に関心をもってくれたのはラッキーだったなとも思います。


娘が手紙を書いてくれると、本当にうれしいです。

「ありがとう」以上の言葉をかけたくなって、
「うれしい!がんばってかいてくれたんだね!」
と、言ってしまいそうになります。


カルタやパズルだって。

「全部できたね!がんばってやったね~」
と言いたくなります。


でも、、、

この「がんばって」はなるべく使わないように気をつけています。

それは、何かを達成するためには「がんばらないといけない」ということを、今から刷り込んでしまいそうだからです。


長女は何も「がんばって」いません。

長女は「楽しんで」いるんです。

だから、かける言葉は
「楽しいね~!うれしいね~!」
が、一番じゃないかな?と感じています。


これからも、長女が楽しさの中で様々なことを学んでいけるといいなと、親として願っています^^

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