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4歳長女と数の勉強

 最近、4歳の長女が100まで数えられるようになりました。「1、2、3…」と順に数えていき、100まで。まだパッと数字を見て読むのは難しいですが、100まで数えられるのは大した成長だなぁと、わが娘ながら感心しています。


100までの道のり

 言葉をしゃべり出した2歳頃、お風呂で一緒に数を数えていたことを思い出します。

「1、2、3、4… 10」

 最初はゆっくり10まで。長女が言えなくてもお構いなしで20、30… と数えてあげました。子どもは本当に耳がいいから、毎日インプットするというのは大事なことですね。耳で聞いているうちに20まで覚えてしまいました。

 すると、その先の数が気になります。30の先は31、32、33… と続きます。ここから30のあとに1、2、3… をつけて数えていけばいいんだな、と数のきまりを覚えていきました。これが3歳くらいです。

 4歳になると

「…37、38、39…つぎは?」
「40だよ」
「40、41、42…  49…つぎは?」
「50だよ」

と、○9の次の数を聞くようになりました。毎回○9の次の数を聞かれることに飽きてきた僕は、

「39の3の次の数は?そう、4だね。だから次は40」

と教えてみました。最近この意味が分かるようになり、

「68、69…70!」
「78、79…80!」

と、どんどん大きな数まで言えるようになっていき、ついに100まで到達したのでした。


パッと見た数を読む

 NHKのEテレで放送されている「ピタゴラスイッチ」は大人も子どもも楽しめる人気番組で、うちの長女(4歳)も大好きです。

 この前、録画したピタゴラスイッチを観ていたら「100グラムにちょうせん」というコーナーがありました。すごく簡単でおもしろそうだったので、早速やってみることにしました。

 計量器の上にお盆を置いてスイッチを入れます。

 最初に長女が選んだのは、鬼滅の刃のファイル。

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11グラム。

どんどん乗せていきます。


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メルちゃんの体温計とプラスチックのカード。

21グラム。


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木のトマト、3分の1だけ。

41グラム。


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アイス屋さんのアイスとコーン。

72グラム。


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ブロックのうま。

89グラム。

100グラムまであと少し・・・。


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ブロックの旗。

93グラム。

刻んできました(笑)


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チーズのミニカー。

107グラム。

100を超えたのでドボン^^;

さぁ、どうするかな~。


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チーズのミニカーを除いて、木のパズルを1つ。

102グラム。

おしい!


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木のパズルとブロックの旗を除いて、はなちゃんを投入!

ちょうど100グラム!!

100グラムぴったりが出ると、大人でもテンション上がります(笑)

長女も大喜びで、何回もチャレンジしていました。


 この遊びは、100までの数を読む練習になります。長女も最初は「21」を「じゅうに」と読んでいましたが、やっていくうちに左の数字を先に読むことを学んでいきました。それだけでなく、100グラム付近からは、たし算とひき算の概念も入ってくるのでおもしろいです。小学校3年生では「重さ」の勉強をしますが、その中でも「1kgぴったりにしよう」といった問題が教科書に出題されています。はかりを使った勉強は、ぴったりになった瞬間がうれしいので、子どもたちも楽しんで学習することができます。

 昨日は、この電子計量器を使って、長女とお菓子づくりをしました。最後に少し焦がしてしまいましたが、いろいろな材料を測って混ぜていく作業はとても楽しかったです。



大人の日常も子どもにはイベント

 先日の記事でも紹介した「頭のいい子の親がやっている『見守る』子育て」の中には、次のように書かれていました。

お金を使わなくても頭はよくなる

計算力。
文章を読み取って理解する力。
人の話を聞く力。
自分の意見を発言する力。
気になるものがあれば調べようとする力。
わからないことを質問しようとする力。
(中略)
このような力を育てたいと考えたときに、どうしてもお金が必要かというと、実はそうでもありません。
(中略)
でも、お金の代わりに必要なものがあることにもお気づきでしょう。
それは、「親の関わり」です。

 親にとってはあたり前の日常でも、子どもにとっては真新しいものばかりで、実はいろいろな刺激を受けています。親が思う以上に、子どもは家の中でもイベントのように感じる出来事がたくさんあるということですね。

 子どもは元来、どの子も好奇心の塊であるともいわれています。日常のあらゆることも、親があたり前と決めつけることで子どもが学ぶチャンスを潰してしまっているかもしれません。親が子どもと積極的に会話する中で、自然と子どもの力が高まっている場面はたくさん転がっているようふです。


 今年の夏も行動範囲の限られた夏になりそうです。家の中でどのように過ごすか。子どもたちの「好奇心」にヒントが隠されているかもしれませんね^^





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