見出し画像

人生の大切な時間を誰と過ごしますか?

「仕事と家族、どっちが大事なの?!」

夫婦喧嘩といえばこのセリフといえるくらい定番のセリフです。

実際のところ、この二択を迫られた時、みなさんは瞬時に選べますか?

ひと昔前の家庭なら
「家族を養うために働いているんだろ?!」
と夫が言い返し、家中のモノを投げつけ合った挙句
「気に入らないなら出ていけ!」
「言われなくても出ていくわよ!」

こんなドラマチックな展開がお決まりでした(←勝手な決めつけかもしれませんが笑)

しかし、このお決まりの流れにそぐわないのが最近の若者世代の家庭ではないでしょうか。

「仕事は他にもあるけれど、家族は1つしかない」
「今の仕事にこだわらなくても他にいろんな働き方がある」

そういった柔軟な働き方を求める人が増えているように感じています。


人生の大切な時間を誰と過ごしますか?

家族、友人、職場の同僚、お客様、自分一人…。

自分の人生を彩ってくれる人たちは人によって様々です。

あなたはこのような人たちに優先順位をつけられるでしょうか?


ひと昔前(独身の頃)の僕の優先順位は
お客様(クラスの子どもたち)→職場→友人→自分一人

こう考えて人生を生きていたと思います。

自分の時間を割いてでも仕事をしたい、子どもたちを喜ばせたい、成長させたい。
だってそれが教師でしょ?

そんな思いを当たり前のようにもっていました。

しかし、そこに家族(妻と娘)が加わってパニックが起こり始めます。

頭の中では
「家族が一番大事に決まっている」
と分かっているのに、体は仕事をしたがっているような感覚。

家族=お客様(クラスの子ども)→職場→友人→自分

まさに
「家族と仕事どっちが大事なの?!」状態(笑)
でも正直ここはすごく難しくて、優劣なんてつけられません…。

だって今までクラスの子どもたちを「家族」のように思って大事にしてきたから。

そうやってはっきりしないまま働くことでワークライフバランスを崩し、モヤモヤした気持ちになっていたんだと思います。


一番大切にすべきは・・・

僕がこの人間関係の優先順位について考えたきっかけは、「こんまり流片付けの魔法」でおなじみの近藤麻理恵さんとスコット・ソネンシェインさんの共著「Joy at Work」を読んだことから。

この本には、「誰と時間を過ごすのか」という優先順位を徹底的に明確化しましょう、と書かれています。

そして、その優先順位は以下の通りにするのがよいとあるのです。

自分→家族→職場→お客様


まさかの「自分」最優先!
僕の中の万年最下位の「自分」が最優先!

僕の考え方が根本から違ってたんだと驚きました。

この本によると、

身近な人との関係性が良ければ、自分の状態も良くなり、コミュニケーションロスも減る
→ 生産性も高まり、お客様によいサービスを提供できる

とあります。

つまり、自分の状態や自分の身近な人の状態が安定していないと、良い仕事もできないし、お客様を満足させることもできないよ、ということなんです。

本当におっしゃる通りです。

「自分」という土台がしっかりと安定しているからこそ、周りの人を幸せにすることができるんですね。

自分が不健康だったり、寝不足だったり、イライラしていたり、不安だったり、していたら、周りにも良い影響があるとは思えません。

だったら早く仕事を切り上げて定時に帰るとか、思い切って休みを取るとか、自分を大事にする働き方も必要だと思います。

今までの僕みたいな考え方で生きてきた人は「自分を優先する」というのを自分で言うのはちょっと勇気がいることだと思います。

でもこうやってはっきりと「自分優先でいい」と書かれていると背中を押された気持ちになります。


まとめ

「仕事と家族、どっちが大事なの?!」
には確かに優劣つけがたいところもあります。

しかし
「自分を大切にした生き方をする」

という新しい見方も加わることで、家族や仕事に対してもまた違った価値観が生まれてくるのではないでしょうか。

僕はもう少し自分を大切にしてみようと思います。

自分の周りの人がもっと幸せになれるように^^


こちらの記事も合わせてどうぞ⇩⇩⇩


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集