個人や企業とは違う、国にとってのお金の意味。
個人とか、企業にとっては、お金はあればあるほどいいもの。あって不都合なことは無い。
地方自治体になると、少し事情が違う。
利益が目的ではないし、溜め込んだからと言っても、税金だから還元しないといけない。
これが国になると、全く事情が異なる。
国は、いざとなったら自分で通貨発行できるのだから、お金が無くなることを怖れる必要は、根本的には、ない。
むしろ、市場に出回るお金の総量をコントロールすることが重要。
市場にお金が少なくなれば供給し、多すぎれば回収する。それが財務省や日銀の仕事。
まったく貨幣の意味が違う。
なのに、知ってか知らずか、われわれ個人や企業と同じレベルで論じる自称専門家が多すぎる、
小難しい言葉を使っていても、基本的な仕組みは実は簡単。
こういうこと、なんとか世の中の常識になって欲しい。