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こぼれるものといただくものと。

毎年、こぼれ種であちこちに紫蘇がたくさんできます。
こぼれ種というのは、花が咲いたあと、種が落ちたもので、種を蒔かずとも自然にまた生えてくるのです。

紫蘇だけではなく、他にもこぼれ種でできるものはたくさんあります。
今、うちの畑にあるもので言うと、バジル。

バジルは葉をできるだけ生かすために、
穂を摘み取りながら、
種をこぼしてもらうよう、
ある程度穂も残しておきます。


パクチーもたくさん出てきました。

パクチーは使いきれないくらい
毎年出てきて
種はスパイスに使いたい人や
パクチーを育てたい人にあげても
たくさん種をつけます。
私もカレーにコリアンダーを入れるので
今あるスパイスがなくなったら
パクチーの種を使いたいと思います。


あとは大根や菜の花

この大根の葉は大きくなってますが
小さいうちに間引いて
炒めたりお味噌汁に入れたりして
食べました。
菜の花は去年ご近所さんから
苗をもらって植えたのが
こぼれ種になったのだけど
風に吹かれて飛んだようで
あちこちから出てきてます。
こちらも小さなうちに
間引いて食べてます。

紫蘇やバジルは、最初の頃は種をとっておいたのだけど、必要ないくらいこぼれ種で出てくるし、
手で蒔いた種よりも、こぼれ種の方が確実に芽を出し、元気に育ちます。
不思議なようだけど、自然のものは、ちゃんと出てくるタイミングを知っているのだし、自然の生命力に勝るものはない、ということなのかなと思います。


紫蘇の穂は、いい香りを放っていたので、少しだけ実を塩漬けにしました。

写真は10日前くらいのものです。

紫蘇の実は、フォークでしごくようにして枝からはずします。(割っていない割り箸で挟むとやりやすいかも。手でやってもいいのですが黒くなると思うので)

青紫蘇(大葉)でやってももちろん美味しいです。
うちは青紫蘇よりも赤紫蘇が多いので、青紫蘇の穂は、すべてこぼれ種になってもらおうと思って摘みませんでした。

紫蘇の実は、さっと茹でてもいいと思いますが、私はひとつまみ塩を入れた水に一晩つけてアク抜きをしました。

あとは、水をよく切ってさらし(またはペーパータオル)でしぼって塩で漬けるだけ。

塩の分量はお好みで。

ごはんにのせて、美味しくてあっという間になくなりました。笑

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