やる気を作ろうという話
人をやる気にさせたい場合は、否定よりも肯定する方が良いと私は思っている。
もちろん世の中には否定をされたから負けず嫌いを発揮して見返してやるぞという原動力で頑張れる人もいる。
ギャンブラー気質というか追い詰められた時に力を発揮する様な人もいる。
否定されたから天邪鬼が発揮されて、そういう風に思われてるなら逆に結果出してやろうっていうタイプの人もいる。
でも、否定されたり罵声を浴びせられて萎縮してしまったり、大きく意欲が削がれる人を何人も見てきた。
そもそも、多くの人は褒められたり肯定されれば悪い気はしないのだから、肯定したり褒めるという方がやる気にはさせやすいはずだ。
だからといって肯定していれば良いわけでもない。
何でもかんでも肯定していたら、ただの勘違い野郎になっちゃうから。
締める所は締めて、褒める所は褒めるこのバランスが大事だと思う。
そして、肯定を増やすのが良いと思う理由はもう一つある。
肯定を増やすことで自発的にやる気になって欲しいから。
人は基本的に人に促されてやるよりも、自発的にやる方が続きやすさが違うと思っているし、他人の言葉で変わるより、自分の意志で変わる方が簡単だから。
実際、親に勉強しなさいと言われてやる気を出すやつは聞いたことないが、自ら必要性を感じて勉強を始めるという話は聞くケースがある。
何を言おうが結局は本人のやる気なのだ。
なので、そのやる気を生み出させる為にも肯定は増やしてる方が良いと私は思います。