見切り。
ドラマや漫画を1話、2話見ただけで、面白くないと決めつける人がいる。よほど見る目があるのどろうか。私はそこまで見る目に自信がないので、折り返しまでは見る様にしている。
ドラマにしろ、漫画にしろ、序盤が盛り上がりに欠けるのはしょうがないことだと思う。起承転結でいう起の段階なんだから。少なくとも転の段階まで進まなきゃ、面白いか面白くないかなんて判断のしょうがない。
なので、序盤で面白くないと決めつける人達は、自分の目利きに酔っている所もあるんじゃないかと睨んでいる。見切りをつけれる自分は、分かっている側の人間ですよって。
でも、案外見切る力があるんじゃなくて、我慢が出来ないだけだったりする。そういう場合、たまたま見切りが上手くいってしまうと恐ろしい。
ギャンブルのビギナーズラックと同じだ。1回の成功体験をずっと引きずってしまう。外れ続けても、あの時の快感を忘れられず、自分の見切りの力を信じて。そして、失い続けるんだ。貴重な機会をね。