ルーツという話
髪型の問題で卒業式に参列出来なかった話がかなり物議を醸しているようだ。
細かい詳細は気になる人は卒業式 髪型とかで調べてみてほしい。
正直今回の件に関してはどちらの言っていることにも納得が出来る。
人種差別ではないかと言う人もいるみたいだが、人種差別ではないと思う。
強いて気になる部分を挙げるなら高校生らしい髪型という一文と2階席にいさせて名前を呼ばれても返事もしないように念押しされたということだろうか。
生徒の言い分では目や耳、襟にかからないようにといった学校側の出した規定はクリアしていると私がみた記事には書いてあった。
しかし、教員はそれを校則にあっていない、高校生らしい髪型ではないと言う言い方をしたらしい。
高校生らしい髪型ということだが、例えばオールバックだったら許されたのだろうか。
私個人の見解としてはオールバックは“高校生らしい髪型”ではないと思う。
だが、おそらくこの生徒がオールバックで参列していても卒業式に参加は出来ていただろう。
高校生らしいかどうかっていうのは個人の判断によるものが大きい。
そんなふわっとした文言1つで一生に1度の卒業式に参加出来なかった生徒側の気持ちとしては抗議の1つもしたくはなる。
ましてや相手はまだ10代のこどもだ、そういう大人の使い勝手の良い文言に噛みつきたくもなるだろう。
しかし、この生徒も突然コーンロウにしていって受け入れられると思っていたのならば多少見積もりが甘い場面もあると思う。
卒業式の前後は教員だってバタバタしていて、そこまで話す時間は取れないだろう。
卒業式より前日に伝えていれば自分の思うルーツの話も伝えられたのではないだろうか。
まあ、個人的にはその話をしっかり出てきていたとしてもコーンロウで卒業式に参列を学校側が許したとは思いにくいが。
今回の件はお互いの話し合いが足りなかった結果なんだろうな。
まあ、それを差し引いても2階席にいさせて返事もさせないのは問題だと思うけどね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?