手
小さい手
ごつごつした手
大きい手
傷だらけの手
その手だけが知ってる
これまでのキセキ
その手だけが知ってる
これまでの出会い
その手だけが知ってる
あらゆる真相
それぞれの手には
その手しか知らない
様々な過去が
詰め込まれている
その小さい手が
誰もが舌を巻く一品を
生み出す
その傷だらけの手が
世界へはばたく芸術品を
生み出す
どんな手でも
生み出せるものは
無限大
どんな手でも
掴み取れるものは
限り無し
その手に刻まれている
夢や願いと共に
可能性を信じ
掴み取っていこう
生み出し育んでいこう
この手で
********************
さてさて~今日も昔々の詩をお届けします。
一言で手と言っても色んな形をしています。
少なくとも僕がこれまで出会ってきた人たちの手は、同じ手はありませんでした。似た感じはあっても同じ手は出会ったことがありません。
誰一人同じ道を歩んできた人はおらず、それぞれが自分だけの道を歩んできたことを物語っていました。
傷が絶えない手や皮が厚くなっている手や小さい可愛い手や大きくて何でも掴めてしまいそうな手などなど様々な手があります。
それぞれにしかできないこと、生み出せないものがあります。
その手で創られた過去は、しっかり心に刻まれる大切な時間ばかりだったことでしょう。
その手で創られた現在は、迷いながらも苦しみながらも諦めずに今を切り拓いてることでしょう。
その手で作られた未来は、どんな景色がどんな世界が広がっているのでしょう。
大切な人が生きる未来を、この手で創っていける喜びを。
自分自身が生きる未来を、この手で創っていける幸せを。
全ての命が生きる未来を、より良い、より素晴らしい日々を。
得手不得手は誰にでもあれど、諦めなければ太陽さえも手で掴めてしまいそうなほど。
その手には無限大の可能性があるのです。
その手を悪や闇や血で染めるのではなく。
大切なものを広い集めるために。
大切な人と手を繋ぐために。
愛でるために。
夢をその手に。
愛をその手に。
その掌に。
未来と今と。
手を繋いで。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(^∇^)