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ふくふく日記_240617~実山椒ごはん~

月曜日。昨日、映画館で「関心領域」を観ている時間帯に、父から家庭菜園で穫れた野菜が届いた。置き配指定してくれたとばかり思っていたが勘違いだったらしく、結局夜に再配達してもらった。父とは前日に電話でやりとりしていたのに意思疎通できておらず、配達員の方に二往復させてしまい申し訳ない思い。段ボールを開けると真っ赤なトマト、玉ねぎ、紫玉ねぎ、じゃがいも(男爵・きたあかり)、茄子が入っていた。几帳面な性格の父は、梱包技術が回を増すごとに上がってきている。無駄のない野菜の配置。野菜価格も高騰しているので、本当に感謝しかない。朝昼畑に出向き、野菜作りに勤しんでくれて。ありがとうお父さん!

午後、近所に事務所を構えるマチコさんにじゃがいもと玉ねぎを届ける。毎回お裾分けしているが、「お父さん農園の野菜、安心して食べられるからうれしい!」と、いつもたいへん喜んでくれる。父もうれしいに違いない。

昼はエダジュン氏レシピのナンプラーそうめん。我が家の夏の定番メニューのひとつだ。今回はレモンではなく、ライムを使用してみた。すっきりしていてこれまたおいしい。あとは、昨夜の残りもののしゅうまい。

夜は、久しぶりに白米を2合炊き、先日仕込んでおいた実山椒の塩漬けを使って実山椒ごはんを作る。これが食べたくて、わざわざメルカリで大分の無農薬実山椒を購入したのだ。炊きたての白米を少し冷まして酢飯にし、しらす、新生姜、茗荷、炒りごま、そこに荒く刻んだたっぷりの実山椒を加える。米粒を潰さないようにふんわり混ぜていく。

ねえ、もうこれだけで副菜はいらなくない?とキッチンでひとりごちり(あえて隣の部屋にいる夫に聞こえるように)、千切りキャベツと玉ねぎの味噌汁だけ作る。期待値をはるか超え、なにこれ、おいしすぎるではないか!もおおぉお薬味万歳!舌に残る山椒の心地よい刺激。鼻を通る爽やかな香り。実山椒の塩漬けはさっそく冷凍したので、また近いうちに作ろう。すばらしい季節の恵みよ、ありがとう。

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