Day297 「与えたあとではなく、与える瞬間に与えられるもの」
あなたの息子さんが傘をもたずに学校に行った夕刻に、突然の大雨が降り出したとします。
駅から自宅までは歩いて15分かかります。もし、傘もなしに歩けばびしょ濡れになってしまうでしょう。
あなたはすぐに車を走らせ、駅のロータリーで彼が現れるのを待つことにしました。
30分ほどすると、カバンを頭に載せた息子さんを見つけます。
あなたは、手を振って「迎えに来たよー! こっちこっち!」と大きな声で彼を呼びます。
駆け寄ってきた息子さんの第一声は「恥ずかしいからやめてよ!」でした