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『富井貴志×濱野太郎 二人展』明日から!くらしのギャラリー本店

2015.12.03.    

こんばんは。

師走です。今年もあと一ヶ月を切りました。1年があっという間。。。
師ではないですが、店長もドタバタ走りますよー。

さて、明日からくらしのギャラリー本店では『富井貴志×濱野太郎 二人展』を開催いたします。

濱野太郎さんは東京都在住の染織家。
民藝や工藝の枠にとらわれずに、濱野さん自身が良いと思うものづくりをするために作るものに応じて、技法や素材を選んで取り組まれます。

富井貴志さんは新潟在住の木工作家。
富井さんのスタンスも、濱野さんに非常に近いと思います。
素材は木に限定されますが、機械も手道具も、そこに固執したこだわりを
見せずに、富井さん自身が良いと思うものづくりに励んでおられます。

木工と染織。
どんな会場になるかドキドキしながらの陳列でしたが、なかなか良い会場になったのでは。。。
と思ってます。

明日はお二人とも在店してくださいます。
明後日は、富井さんのみ在店です。
ぜひ、お二人に会いにいらしてくださいね。
以下、DM挨拶文より。
今回、DM撮影のモデルで友情出演してくださった石川さんが「大阪で、面白い三人展をやるから見に来て」ということで会場に伺ったのが、濱野太郎さんとの初めての出会いでした。
てっきり、学校やなどで基礎をらってから始められたのか思いきや
「基礎を習った1ヶ月以外は、ほとんど独学で試行錯誤しながら
やってきました」と言われたのには驚きました。
美術学校を卒業後、イラストレーターとして活躍したのちに、画家として
大成するために模索していた頃、あることがキッカケで出会った織りの世界。
絵画に通じるものを感じ、以来、自分のイメージする色などを追い求め、日々、仕事に励んでおられます。
濱野さんの仕事は、手織りではありますが、手で紡ぐとか。手で染める
などの制作段階のプロセスにとらわれずに、その時々の作りたいものに応じて素材や技法を選ばれます。独特の色々い、差し込まれた糸、そして柔らかな風合い。
今回のDMに使用したストールも実際に羽織ってみていただくと、ちょうどよい重さや手触りの良さを直に感じていただけると思います。
富井さんの仕事は、木を削ったり刳りぬいたりしながカタチにしていきます。
家具に始まり、匙やお盆などなど色々なモノを作りながら、最終的には
うつわをしっかりとおっしゃられる富井さん。
今回のDMに使用したボウルも繊細ながらも力強いものです。
お二人のお仕事は、コツコツとこつこつと工程をこなしていく、
一見地味な作業の繰り返し。どちらも素材ににきちんと向かい合い
ながら、真面目に作っておられるものばかりです。
せっかく使うのであれば丈夫で、永く使えて、美しいものを。
せっかく作るのであれば自分らしく、でも使う人の邪魔のしないものを。
濱野さんは、岡山では初めての展示会。
富井さんは、くらしのギャラリーでは2年ぶりの展示会です。
楽しい会場になりました。
皆様のお越しをお待ちしております!