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2023年、あなたは「52万5,600分」をなにで数える?
" Five hundred twenty-five thousand Six hundred minutes… "
繰り返される数字から始まる幕開け。
ミュージカルRENTの二幕冒頭、直後に年明けのシーンが描かれるなかで歌われるナンバーの一節だ。
その52万5,600分、つまり1年を ” How do you measure ? "
あなたは何で数えるかと問いかける。例えば。
In daylights, in sunsets, in midnights, in cups of coffee
In inches, in miles, in laughter, in strife
夜明けの数、夕焼けの数、真夜中、コーヒーの数
インチで、マイルで、笑った数、争いの数で
和訳にセンスがないのはすみません
2022年を数えてみて
わたしの振り返りは、1年に観た演劇の数で。
劇場に足を運び、通信機器を切ってステージを見つめる時間は、本当に自分だけのためのひととき。
何公演リピートしたかという数え方はできなくなったけど、数えることはやめない。ちゃんと自分への水やりもサボらなかったよねと思いたいから。
数えられるって、ちょっと安心する。
冒頭に載せた『Seasons Of Love』の歌詞では「何で数えるか」の問いに、「愛で数えよう(Measure in love)」と締めくくる。
数えるなら、積み重ねるほど嬉しいものがいい。
2023年の数え方は?
今年も数え始めは演劇で、と思っていたものの、年始に予定したスケジュールは家族の体調不良で見送ることに。数える楽しみは数ヶ月先に改めて用意するつもり。
そうして今年の数え始めは、子どもたちの発熱が何日続いたかということ。
たくさんの毎日をここで過ごしてきたね
何度笑って 何度泣いて 何度風邪をひいて
幼稚園や保育園の卒園ソングとして歌われるこの曲。
子どもたちの笑顔と泣き顔に並んで、風邪をひいた数で年月を振り返る。
一緒に乗り越えたできごとを数えていく卒園式なんて、記憶が一度に蘇ってきっと泣いてしまうんだろう。
発熱続きのこの年末年始のことも、思い出すかもしれない。
オフブロードウェイのミュージカルナンバー、
はたまた日本の保育・教育現場から生まれた卒園ソング。
その意外な繋がりに驚く年明け。
一年をどう数えようか。
誰かにとっては作品の数、友人の数、仕事後の美味しいお酒の一杯。
あなたやわたしが書いている一文字一文字。
そんな積み重ねが52万5,600分を彩っているんだって。
おまけ|ハビットトラッカー始めました
看病に費やす年末年始の自宅生活は、振り返りや年始の計画を立てるには好都合だった。「2023年・ブランニューわたし」な誤った全能感が少しずつ芽生えてきて、導入しました。ハビットトラッカー。
習慣化やものごとの継続をすることで、なりたい理想に近づくよというのが綺麗な使い方なんだと思う。
わたしはまだ、一歩ずつ頑張るような境地には達しておらず、「一年を何かで数えてみたら楽しいかな」というくらいの気持ち。
52万5,600分を何で計るか、試してみるのも面白いかも。アナログの手帳でも、アプリでも、notionやカレンダーなど普段使い慣れているツールでも。
積み重ねるほど楽しい一年の計り方があれば、ぜひ教えてください。