■読書感想 22-3-26マーケット感覚を身に着けよう 著:ちきりん
■読書感想 22-3-26
マーケット感覚を身に着けよう 著:ちきりん
https://www.amazon.co.jp/dp/B00TPC8JXE
大変面白かったです。
私のような市場を見ずとも仕事をしてこれたサラリーマンの方には、同じく大きな気づきがあるかと思います。
お勧めです。
■内容
◎価値とは?
身近なことに価値がある。「何もない」という、人や地方にも価値は存在し、それを気づけることが「マーケット感覚」がある。ということ。
つまり、世の中が何を欲しているか?ということに気づくということ。
そしてそれに気づいたたら、その価値を最大限に生かせるところで売る。
「売れるもん探して、高く買ってくれる人に売る。」
この「売れるもん」が重要で、例えば「主婦のお弁当を作るスキル」とか、山奥の村の木々の「葉っぱ」とか、普通に生活していると特に価値があるとは気づかないけど、それを欲している市場はあって、売ることができる。
何もないと思っているだけで、そこにある。
気づけるかどうか。
それがマーケット感覚。
◎仕事
仕事でも同じ。
日々同じ仕事をこなしていて、「自分なんて何のスキルもない・・・」と思っていても、例えば「毎日たわいもない会話を15分同僚とする」であれば、それを生かし、「認知症の人と、15分話して高齢者の健康を保つ」ということもできる。と著者は言います。
この感覚がないと「この会社をクビになったら生きていけない・・・」となり、逆にマーケット感覚を持つと「どこでも生きていける」となり、自由が手に入る。
ですので、この自分自身、自分の周りの環境の価値を踏まえて、それを最も高く評価してくれるところに身を置く。
価値に気づいたら、次にそれを高める。高く売る。
仕事であれば、今後の市場に目を向け、自分が高く評価されるのはどこか?どこにいれば高く評価されるか?それを察知する。
◎印象的だったこと
この本で、「ドキッ」としたのは、
「変わらないと、換えられる」
マーケット感覚がない。というのは非常に恐ろしいことだということ。
自分自身、自分の仕事、それらの価値、お客さんが求めていることを顧みず、ただ今の仕事をこなしていると、変化した市場に対応した敏感な人が市場に求めれるスキルを携えて、自分の職・ポジションを奪っていく。
他にもこのマーケット感覚を高める方法なども書いてあり、私のような市場を見ずとも仕事をしてこれたサラリーマンの方には、同じく大きな気づきがあるかと思いますのでお勧めです。
■今から何するか?
自分の価値を改めて見直します。
■3か月後、どうなっていたいか?
自分の強みを生かし、これから生きてい行けるマーケットを見定める