「あたしデイズ」いとうみく作 平澤朋子絵やっと買えた、読みたかった。読んだ……❣❣❣
広告で見たのは今月の初めの、しんぶん「赤旗」日曜版だった。
日曜版には、ときどき季節風の作家さんの本の紹介が出ているから、出るのを楽しみにしているのだが、発売日に書店に行ったがなかった。
一昨日、津田沼の丸善に行ったらあったので買ってきた。
「あたしデイズ」のあたしはきっと私だと思ったからドキドキしながら読んだら、やっぱり子どもの頃の私がいっぱい詰まっていた・
自分では気がつかないうちに、ひとを傷つけていることは、確かにある。
それは子どもの時代に気づけて、謝ることができたら、大人になって再会した時に、懐かしく話せるかもしれないけれど、ずっとごまかして付き合って何十年も経って、我慢しきれず、友だちをやめて、肩の荷が下りたような、相手を深く傷つけてしまったような複雑な感情が残ってしまった。
睦月は、傷つけようとしたわけではないけれど、相手を理解しようとしなかった。
自分が相手に合わせていれば、仲良く楽しくいられると思っていた。言葉には出していなかったけれど、相手を心の中で見下していたことを相手に指摘されて気がつく。
それはとてもよかったと思う。
子どものうちに間違いに気づいて成長していけば、きっと素敵な優しい大人になれて、大人になっても心から付き合える友だちと出会えると思うから。
児童文学を勉強しようと思って、子ども時代を振り返ると、反省することが多すぎる。
ひねくれている自分があちこちから出てくる。
ただ、ひねくれものの私の文章を読んでくれている人がいることに感謝している。
今年は穏やかに新年が迎えられそうです。