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桜、って良いよね
こんにちは
いま、桜の風景が各地に広がっていると思います。
桜が咲き始めていくと、あっ咲いた、っていう発見と同時にちょっと嬉しくなりませんか。
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春の気配は枯れた色から緑や黄色、ピンクといった彩りのある色の変化からも感じますし、やはり桜が咲くと気持ちが高揚してきます。
ということで、今回は桜はやっぱりいいよね、っていうお話をしていきます。
この時期にしか出来ない話題ってこともあり、なんで桜に心動かされるんだろう、ということも気になります。
それでは早速お話に移っていきますね。
■ずっと前から
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桜の歴史はもう1000年以上前から始まっていて、平安時代の書物にも桜に関する記述が残されているようです。
当時の貴族から桜を愛でる(和歌やお花見)文化が始まり、武家そして庶民まで長い時間を掛けて桜の咲く季節を楽しむ習慣が浸透してきました。
歴史的に見ても、ずっと前から桜は日本人に愛されてきたことを知ります。
で、なぜここまで桜に魅了されるのかなぁ、というのがありまして、ちょっとボクなりに考えてみました。
いくつか理由があって結果的に心を動かされるのでは?と思って挙げてみたのが以下です。
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・空間の変化
一斉に咲いて辺りの風景を桜が包み込みます。
花と葉がセットではなくて、開花時は花のみ咲くのが桜の特徴で、そのお陰もあって風景を、空間を一変させます。
遠くから眺めても、並木道の中に入っても鮮やかな空間です。
・心が動かされる2つのポイント
1.冬から春への開放感
芽吹きや開花、または気温に変化が起きて厳しい冬の環境に終わりを告げ春の始まりのサインとなっている。ということも気持ちの盛り上がりに繋がっているように思えます。
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2.散る様の寂しさ
高揚感とは逆で、桜って散る姿も魅力的です。
風にのって花びらが舞う光景は幻想的ですし、どこか寂しさも感じます。それは悲観的な感じではなくて散っていく姿に別れを予感させ、愛おしい気持ちを湧きあがらせるように思います。
・限りある時間
ボクたちは桜が咲いている時間が短いのを知っています。
そういう部分も含めて、限りある時間(開花から散るまで)を目一杯愛でる。
散策したり、居座ったり、写真や動画を撮ったり、お花見をしてみたり、人それぞれの楽しみ方で咲いている間だけしか出来ないことをしています。
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意識的かどうかは置いておいて、かけがえのない時間、ひと時を桜を通じて感じているのかなぁとも考えたりもします。
ここに、「無常観」や「もののあわれ」と言われている日本的な美意識も影響しているように思えます。
・ここまでをザッとまとめると
開花をすると一気に周辺は桜空間に変貌、けれど始まりと終わりは決まっていて、喜びと寂しさを同居させながらも限りある時間を目一杯過ごし、別れが近づくと(感謝と寂しさが混ざった)ありがとうって思えるところが桜の魅力なのかなぁと思っています。
あくまでボク個人の感想です。
もう少し言うと、クリスト&ジャンヌ・クロードの作品に近いものを感じています。
今度は皆さんの桜の魅力を聞かせてください。
ということで今回はこの辺りで失礼します。
雑談にお付き合いくださりありがとうございました。
ではまた
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