「移動」って楽しい
こんにちは
前回はkuramoco design project#02ということで「木のスツール」のお話でした。ご依頼いただいたお客さんとの雑談から感じたことを綴った内容になっています。
よろしければご覧ください。
では、お話に入っていきます。
今回は、ボクが感じていたことについて綴っていく備忘録です。
日々のなかで、なんでこう思うんだろう、というようなことを改めて考えてみたときに、もしかしてこういうことかな、と行きついた内容を書いていきます。
特に答えというわけでもなく、現時点で感じたこと、なので気が向いたときにご覧いただければと思います。
それはどうぞ
■出掛けてる道中が楽しい
旅行などで、どこかへ出掛ける時、目的の場所へ向かうその道中が楽しかったりしませんか?
車でも電車でもいいのですが、そのスピードに乗ってどんどん移り変わっていく風景や遠くの奥の方まで方まで抜けていくような眺望だったり、乗り物だからこそ体験できる景色を見ているだけでなんだかワクワクします。
皆さんはどうでしょうか。
今は、インターネットの普及で検索すれば簡単に答えも方法も分かるし、数十年前では手が届かなかったようなことがスマホ、アプリの進歩で個々人がどんどん情報を得られますし、コロナ禍の行動制限によってその場に行かなくても、または居なくても会議、会話、といった人と人とのやり取りも手軽に手早く出来るようになりました。
良くも悪くも、時短の感覚に慣れてきている気がします。
効率的に、余分な所、が削減されてきたとも言えるかもしれません。
ただ何でもかんでも時短して効率化を、にしてしまうと機械的になり過ぎてちょっと窮屈に感じます。
自分にとってこれは余分じゃなくて余白だなって思えることは何だろうって整理してみると、自分の「好き」(大切にしたいこと)にたどり着くのかなぁなんて思ったりもします。
で、そう考えて行き着いたのが「移動の時間」です。
ここで冒頭の内容とつながるんですが、
その移動している時間に、非日常を感じています。
あえて「わざわざ」遠回りすること、人によっては余分なことかもしれませんが、ボクの場合は気持ちの余白を作る大切な時間です。
■スピードを変えてみる
以前、鎌倉に行った時のはなし。
直接現地へ行かずに少し手前で車を駐車して江ノ電に乗って鎌倉まで向かいました。
途中下車をしてフラフラ歩いてみたり、車窓から見える海、家々の間を通る線路、車では感じられない体験が新鮮で、段々と鎌倉まで近づいていく「ぷち旅」気分を味わえます。
目的地にたどり着くまでの間に人(暮らしぶり)や街や地形など、周辺の環境や状況を知ることで現地(鎌倉の中心地)に着いた時に深みが増すのかなぁとも思えます。
徒歩、自転車、車、電車、飛行機それぞれで良い所はあります。
便利、早い、時短を選べば目的に早く辿り着きます。
けれど時にはあえてスピードを落としてみたり、移動手段を変えてみる。
すると今まで気づかなかった路地、不思議な看板、隠れ家的なお店に出会えたり、風にのった季節の匂いも感じたりもします。
かえって、移動している時の方が考えがまとまったりもします。
ボクにとって移動の時間は、移り変わっていく風景のステキさとスピードの変化によって気づく小さな発見、そこに面白さと非日常を感じる特別(好き)な時間です。
そんなこんなで大人になっても電車で外を眺めてる子供を見つけては勝手に共感しています。
移動って楽しいよね、って。
ということで
今回は、ただただボクが感じていたことを綴ったメモ的なお話しでした。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
それではまた。
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