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鬼ごっこが本気で怖い

昔からそうだった。

何かの世界線に、本気で捉えてしまう。
嘘とはわかっていても、それを仮に"本気"として捉える。

例えば鬼ごっこ。鬼から本気で怖くなって逃げる。
あとはドッチボール。当てられる恐怖よりも、逃げなくてはいけない、恐怖。

他で言えば、例えばパペットマペットのような手人形を操っている人。その人形が本当に話しているわけではないのは理解していても、なぜかその世界線に没入してしまい、本気で話しているように捉えてしまう。
それが手人形ではなく、ただの手を喋らせたとしてもそうなる。ドアホである。










一歩間違えたら薬やってるやばいやつと変わりなさそうではあるが、意外と、それなりに悩みなのだ。

それのせいで大人げないと感じるからだ。

しかも、"頭ではちゃんと理解できているのに" という前提がより厄介だ。















超絶どうでもいいのだが、"頭ではちゃんと理解できているのに" という一文で、バッテリィズの「全部聞き取れたのにぃ」を思い出した。

私の脳内はそうやってコロコロ考えることが変わる。

もう今は、鬼ごっこの怖さなんてどうでも良くなっちゃった。

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