怪我はメンタルを落とす
去年はニコニコ過ごすことを心がけていたなあ。
仕事中も嫌なことがあってもニコニコご機嫌で過ごす。辛い時もヘラヘラしてみる。そうすると自動的に無理なく私の奥底からポジティブがやってくる。
私は私の素敵な法則を見つけられた。
それをようやく見つけた矢先、私は特段これといったきっかけもなく半月板損傷により歩くことが大変な作業になった。普通にしていても痛む時すらある。
それと同時に、あの時からあの素敵な法則が通用しなくなった。
痛むたびにマイナスな感情に引き戻される。
今までは辛い時こそヘラヘラして自分の機嫌を取れていたものが、治るか分からない自分の人生の中で最大の怪我を抱えた今、とてもじゃないけど笑えなかった。
この痛みや、さらには心の痛み。誰も分かってくれないだろうと思えば思うほど、笑えなくなった。
あの素敵な法則は、もう存在を忘れていた。
半月板損傷から10ヶ月が経ち、だいぶ回復した。
普通に歩けるし、軽く走ったりもできる。
相変わらず膝を曲げたり正座はできないし、激しいスポーツはできないけれど。
と思った1ヶ月後、また痛みが出てきた。
ため息が出る毎日。
またあの苦痛を、さらにはまた私からさらに笑顔やポジティブを切り取られるのかと考えるとそれは恐ろしいことだった。
また、苦しまないといけないのか。
何もやる気がなくなった。
ネガティブな終わり方をしたくないので、無理やりポジティブを持ってくるとするならば、私は最近サッカーにハマり出した。そこで出会った三笘選手。
まだ好きになって1ヶ月も経たない私は、サッカーのルールすらよく分かっていない。
三笘選手が去年に怪我をし、最近復帰したことを知った。きっと、現役選手の生命線となる健康な体が思うように動かなくなることは、私なんかよりもメンタルを落とされざる出来事であろう。
それでもリハビリを重ね、現役復帰できた彼はどんな背景があったのか。私はそれを知って、そこから何か学び得ることがある気がする。
唯一の希望はそれだ。
ポジティブで終わらせる記事。
無理やりだったけど、あの時の素敵な法則が少し蘇った気がします。それではまた。