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勝負服
勝負下着とかはよく聞くが、今後は好きな人とデートの日こそ、ボロボロの下着で行きたいなと思ったりしている私です。(自己防衛)
さて、今回は勝負服について書いていきたい。
聞いてほしい。
私は最近仕入れた可愛い可愛いお気に入りの服たちの組み合わせでコーデを組んだ。可愛い帽子に、可愛いイヤリング(ピアスはあけていない)、可愛い指輪2つをはめて、お気に入りのスマホリングをつけて。
頭の先からつま先まで抜かりなくおしゃれをした。
そう、"勝負服" である。
家を出る直前、玄関前の鏡で自分を見た。
我ながら可愛い。顔に自信はなくとも、清潔感や全体の可愛さは人並みに自信を持てた。
よし。と家を出る。
そこからが地獄の始まりだった。
"抜かりなくおしゃれをした私"
これがダメだった。組み合わせおかしくないかなとか。ダサいと思われてるんじゃないか?とか。大人らしくないよなとか。
ガラス窓に映る自分。電車の窓に反射して映る自分。
色んなところから嫌でも映る自分に嫌気がさす。
しまいには、周りと比べて余計に自信をなくす。
どんなにおしゃれをしても、家ではどんなに自信を持てても、一歩外に出て人とすれ違えばそれは1秒で自信がなくなる。
私はそんなことを心と体に染み付かせてしまったのだ。
人と比べること、意味ないとわかっていてもある程度の土俵には立っていたい。
人それぞれの可愛さ、人それぞれの土俵が存在したとしても、他の人から自分が受け入れられなければそれは自分を過小評価し続けてしまう。
私には悪魔が住み着いてしまったかのように。
今年のうちには、それを克服していたい。