何も響かない
どんな本のタイトルを見たって、
どんな記事のタイトルを見たって、
基本的には何も響かない。
その場だけ良いことを言ってるようにしか思えないからだ。
それに加えて、それはあなたの場合の成功論でしょう?とまで思ってしまう。捻くれ者だ。
自分がやって正解だったこと、感じたこと、確かにそれは人に伝えてあげたくなるしそれも優しさなんだけど、私はあんまり苦手である。
こうして記事を書くと言うものをやっている以上、こう思った、だの色んな経験や感じたことは発信していきたいのだが、例えば悩んでいる友達相手にそういったことを伝えるのにはどこか引っかかる。
それって、私の話だし、私にだから通用したことだし、相手には分からないことがたくさんあるだろうし。しかも、武勇伝を語っていると思われるかも、迷惑かも、どうでもいいと思われているかも、求められているのはそういうことじゃなかったら語っている自分も恥ずかしい…
などとうるさいくらいに思う。
時には響く言葉を伝えることが人を救うことになるかもしれないのに、色んな可能性がありすぎて、怯えている。
私は一生、こんな人生なのか。
正解がわからない。一生抜け出せない気がする。