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過去の自分が他人のよう

頭ではわかっていても、信じられないのだ。

学生の頃にあんなに死にそうになりながらめげずに努力したバスケ部時代の自分も他人のようだし。
休職するまで6年間働き続けて試行錯誤しながら社会人経験を積んできた自分他人のようだし。
推しの真横で楽器を構えて推しと会話ができたあの空間や出来事に参加した自分も他人のようだし。

夢のような経験も、すごかった当時の自分も、何気ない日常の自分も、全て過去の自分が自分だと思えない。この感覚は何にも言い表すことができない。












現実感がなくなる病気ってあったよね。
それも関係しているのかな。

それでも過去や思い出を懐かしむ時間も好きだ。
あれは全て、私なんだよ。って、私が私を納得させなくちゃいけない。自分で体験しているくせに。

どうしてこうなるんだろう。
人間は面白い。

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