『ボケ』の定義は?
これから、いくつかの項目に分けて解説をしていこうと思いますが
まずは『ボケない脳』の定義付けからしていこうと思います。
『ボケる』と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
ボケ=認知症
と考える人が多いと思います。
ただボクの考えるボケは、『頭が働かない状態』と定義しています。
この中にはもちろん認知症も含まれますが、
他にも、
・1つやると他のやるべきことを忘れちゃう
・最近、名前が思い出せなくなって「あれ」「それ」が増えた
・新しいことを覚えるのが苦手になった
・新しい事柄に関心を持たなくなってきた
・細かい作業や体のバランスを取るのが苦手になった
・頭にモヤがかかっているみたい
・1日中頭がボーっとしている感じ
・集中力が続かなくなった
など、頭の働きが低下している状態も全部ひっくるめています
どうしてこの定義にしたのかと言うと、
ボケという単語を考えた時に、時差ボケ・休みボケ・平和ボケなどという
単語もあるなと思いました
そして、認知症という言葉の定義を調べてみると、
『アルツハイマー病その他の神経変性疾患、脳血管疾患、その他の疾患により、日常生活に支障が生じる程度にまで認知機能が低下した状態』と出てきました
このボケのつく単語と認知症の定義において共通する部分を抜き出して、
『頭が働かない状態』と定義することにしました
ただし、「現時点での」と言うただし書きを添えておきます
今後勉強を重ねていくにつれて、表現が変わるかもしれません。
もし、「私だったらこう考える」という定義があったら教えてください!
そして、ボケない脳=頭がスッキリ(ハッキリ)と働く状態
を目指していきます!
脳はいくつになっても変化する場所です
使わない場所は衰え、よく使う場所は発達します
事実、認知症で5秒前のことも忘れてしまう方でも、リハビリ(介護施設では機能訓練といいます)を繰り返し行うことで、
運動の順番を覚えたり、「この前は○○まで歩けた」と前回のことを覚えている方も珍しくありません。
リハビリ(機能訓練)にはいろいろなコツがありますが、
たとえ認知症になっても脳は発達することを日々感じています
なので、いつから始めても遅いということはありません!
いくつかの生活習慣や社会との関わり方を見直しながら、
一緒にボケない脳をつくっていきましょう!