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【イベントレポート】7周年をお祝い!KURADASHI初のユーザーイベントを開催
こんにちは!7周年ユーザーイベント運営チームの齊藤です。
クラダシが運営する社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHII」は、2022年2月で7周年を迎え、初めてのユーザーイベントを2月28日(月)に開催しました!
初めての試みにドキドキの運営チームでしたが、100名を超えるユーザーの皆さまにご参加いただきました✨
今回は、ご参加いただけなかった皆さまにも、当日の様子を少しでも知っていただくため、ユーザーイベントの様子をご紹介します!!
ユーザーイベントを開催した背景
クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいます。
また、KURADASHIの売り上げの一を社会貢献活動団体へと寄付しています。支援先は、環境保護や動物保護の団体、クラダシ基金など約15団体あり、ユーザーの皆さまが支援先を自分で選択して寄付することが可能です。
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「KURADASHI」は、7周年を迎え、誰でも気軽にお買い物を楽しみながら社会貢献に参加できる点などを評価いただき、会員数30万人を超えるサービスに成長しました🙆♀️
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さらに皆さまのご支援のおかげで、この7年で累計18,632トンのフードロスを削減し、累計7,492万円を支援団体に寄付することができました。
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また、この7年で社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」はじめ、地方創生事業である社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」など、クラダシの取り組みを自治体や省庁などから評価いただき、多くの賞も受賞することができました。
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フードロス削減やソーシャルグッドの輪を広げてこられたのは、ユーザーのみなさまと共に歩んできたからこそ。皆さま本当にありがとうございます..!
「ユーザーのみなさまと一緒に7周年をお祝いできる場が欲しい!」
「直接お礼をお伝えしたい!」そんな社内の声から、クラダシ初のユーザーイベントを開催するに至りました。
ユーザーイベント概要
初めてのユーザーイベントは、日本全国の皆さまに、気軽に・安心してご参加いただきたいという想いのもと、オンラインで開催しました。
当日のアジェンダはこちら。
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事前に応募フォームで参加ユーザーを募ったものの、何名の方が参加してくださるかわからず、不安と緊張の中で迎えた当日。
イベント待機室オープンと同時に、100名以上の方がイベントに参加してくださり、ほっとした気持ちでイベントを開始することができました。
また、今回のイベントの司会はわたし齊藤が、配信は小平(かりんちゃん)と、クラダシ広報・基金運営Gの2名で担当しました。
代表関藤の想いとクラダシの創業の原点
まずは、代表の関藤さんのご挨拶からスタート。
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クラダシは、関藤さんの様々な原体験をきっかけに、創業された会社です。改めて、ユーザーの皆さまにクラダシ創業の経緯を知っていただきたいと、関藤さんに創業の経緯をお話いただきました。
関藤さん:「大学生で阪神淡路大震災を被災し、一人で支援活動に向かうも、1人の力の小ささ、無力さを痛感しました。
その後震災の年に商社マンになり、98年から2000年まで中国に滞在しました。大量にコンテナ単位で廃棄される食品を現地で目の当たりにし、大量生産・大量廃棄がこれから大きな社会問題になると実感しました。
また、『この世に生まれたからには、社会に貢献するべきだ』という両親の教えもあり、これらの様々な経験から、社会貢献×フードロスを同時に実現するシステムを創ろうと、クラダシを創業しました。」
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関藤さんは、ちょっぴり強面の風貌ですが(笑)食が大好きで、とっても温かくてハートフルな人です。
クラダシnoteでは、「クラダシで働く人たち」という社員紹介コーナーがあり、こちらの記事内でも、設立までの背景や、フードロスという課題、そしてこの先に目指していることについて、関藤さんにインタビューしているので、ぜひご覧ください。
現在、日本のフードロスは年間570万トンあると言われています。
これは日本人が毎日お茶碗1杯分のお米を廃棄しているのと同等の量で、世界の食糧援助量の1.4倍にあたります。とても多いですよね。日本は食糧自給率※が低いのに、こんなに廃棄されているのかと、初めてこの事実を知った時、私自身とても衝撃を受けました。
※農林水産省の発表によれば、2020年度(令和2年度)の日本の食料自給率は37%これをおおまかに解釈すれば、日本で食べられているもののうち、37%が国内で生産されたもので、残りの63%は海外からの輸入に頼っているということになります。
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SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」では「2030年までにフードロス半減」が明文化されており、私たちクラダシは、2030年までの目標達成に向け、フードロス(食品ロス)削減に取り組んでいます。
クラダシの最新情報をお届け!
続いて、かわいいピンクのショートヘアーがトレードマーク💛
ブランド戦略室の溝口(りりさん)に、クラダシの最新情報をお話いただきました。
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りりさんについて、こちらのnote記事もぜひチェックしてみてください
KURADASHIの人気商品ランキングや会員の方の声、さらに、クラダシが運営する「クラダシ基金」や「クラダシチャレンジ」の取り組みをご紹介。
クラダシチャレンジ‥少子高齢化や労働人口の減少によって生産・収穫・加工などに課題を抱える地域へ主に学生を派遣する、社会貢献型インターンシップ。学生の渡航費や宿泊費をクラダシ基金から拠出するほか、収穫・加工した産品を「KURADASHI」サイト内で販売して収益化のサポートも行なっています。
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ユーザーの皆さまの中には、支援先農家さんの果物や野菜などをご購入いただいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回のイベントに、昨年12月に初めて実施した家族向けクラダシチャレンジに参加されたご家族の方も出席されていて、スタッフ一同大変嬉しかったです。
▼「クラダシチャレンジ」や、「クラダシ基金」についての説明はこちら
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またクラダシは、様々な自治体とも連携しフードロス削減に取り組んでいます。これまでに連携した自治体は、日本全国20を超えるほどに!
これからもクラダシは各自治体と連携し、フードロス削減の輪を広めてまいります。
座談会パートに出品企業の日清オイリオさまが登場
私自身も楽しみだった座談会パートには、日清オイリオさまが登場。
熱いハートの持ち主、クラダシの水落(けんてぃさん)が、日清オイリオ RS部営業部の楫(かじ)さまをお迎えし、KURADASHIに出品された経緯などお伺いしました。
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けんてぃさんは、KURADASHIに出品いただく企業様を開拓しサポートする、MD部の部長を務めています。けんてぃさんについての紹介記事はこちら。
楫さまに、「なぜKURADASHIに出品したんですか?」と聞いたところ、
「クラダシのミッションや想いに共感したから、出品したんです」と、答えていただき、嬉しくてジーンと胸が熱くなりました。
さらに、楫さまから、日清オイリオさまの企業名に込められた意思や、事業内容、サステナビリティへの取り組みなどもご紹介いただきました。
イベント後のアンケートでは、普段なかなか知ることができない、日清オイリオさまの取り組みなどを伺えて面白かったという、声もいただきました。
製品への想いや、こだわりなどを伺えたことで、私自身も益々日清オイリオさまのファンに。普段私たちも、直接お取り組みや、想いなどを伺える機会はなかなかないので、大変貴重な機会となりました。
KURADASHIでは、日清オイリオさまの商品を定期的に扱っています。ぜひ商品もチェックしてみてください。
また、「KURADASHI」の出品企業はこの7年で900社を超え、多くの企業さまに出品いただけるショッピングサイトに成長しました。
ほか企業さまよりいただきました、嬉しいメッセージも一部ご紹介させてください。
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これからもユーザーの皆さまにはもちろん、出品企業さまに喜んでいただけるような、社会貢献型のショッピングサイトであり続けるために、社員一同引き続き頑張ってまいります。
大盛り上がりのクイズ大会!
続いて、今回のユーザーイベントで一番盛り上がった企画!KURADASHIクイズ大会をご紹介します。クイズ大会は、りりさんとけんてぃさん、お2人の掛け合いにてお届けいたしました。
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続いて、今回のユーザーイベントで一番盛り上がった企画!KURADASHIクイズ大会をご紹介します。クイズ大会は、りりさんとけんてぃさん、お2人の掛け合いにてお届けいたしました。
せっかくなら、参加してくださったユーザーの皆さまに、楽しんで喜んでもらえる企画を用意したいねと、開催することになったクイズ大会。
クイズ大会には、正解回答数上位の方から抽選で、30名の方に当たる豪華プレゼントもご用意しました。
座談会パートに登場してくださった日清オイリオさまも、今回のイベントのために素敵なプレゼントをご提供くださいました。日清オイリオさまありがとうございました。
実は、このユーザーイベントのコンテンツを考えている中で、運営メンバーが一番頭を悩ませたのはクイズの問題でした。問題を考えるのは楽しかったですが、生みの苦しみもあった企画です。
今回実施したクイズは4問。その中でも、難易度が高く参加者の方もびっくりされていたクイズがこちら!
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正解は、「Aの原材料を間違えた」なのですが、私も初めて出品理由を聞いた時は、こんな理由でロスになってしまう可能性があるのかと、とてもびっくりしました。様々な理由でロスになる商品があるんですね。
クイズ大会は、多くの参加者の方から、「難しかったけど楽しかった。」「もっとクイズに挑戦したかった。」などのお声や、家族で参加してくださった方からは、「子どもと楽しく参加でき、フードロスについて勉強になった。」など、とっても嬉しい声を沢山いただきました。
次回はもう少し簡単なクイズを用意できたらと思います(笑)
フードロス削減の輪を広げる仲間を大募集!KURADASHIアンバサダープログラムのご紹介
クイズ大会が盛り上がったところで、りりさんより、KURADASHIアンバサダープログラムをご紹介いただきました!
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一緒にフードロス削減の輪を広げていく「KURADASHIアンバサダー」の活動内容は、今後も公式SNSやnoteで展開していくので、ぜひチェックしてください。詳細はこちら
※募集締め切りは2022年3月31日まで
最後に
楽しい時間はあっという間ですね。
ユーザーイベント最後は、代表の関藤さんより、クラダシ社内に飾られた、たくさんの表彰状や感謝状をご紹介させていただきました。
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多くの表彰状や感謝状は、ユーザーの皆さまと共にフードロス削減に取り組んできたからこそ、クラダシが皆さまを代表していただけた賞になります。
今回、参加してくださった皆さまから「表彰状を見れて嬉しかった。感動した」などの声もいただき、改めてこうして皆さまにお礼を伝える場が持てたこと、ユーザーイベントを開催してよかったと感じました。
初めてのユーザーイベント、Zoomでのイベントが不慣れで、お聞き苦しい箇所や、至らない点も多かったと思います。ご参加くださいました皆さま、イベント中も、温かいメッセージをいただきありがとうございました。
さらに、開催後にお願いしたアンケートでも、「ユーザーイベント楽しかったです」、「また開催してほしい!」という声もたくさんいただき、大変嬉しかったです。
最後に、皆さまよりいただきましたイベントの感想を、一部ご紹介させていただきます。
「一番最初の挨拶が一番良かったです。創立のきっかけ、とても共感、尊敬しました。」
「クイズが楽しかったです。知らないことだらけだったので、もう少し関心を持ちたいと思いました。若い世代の人たちが積極的に取り組んでいる様子をうかがい知ることができて励まされました。」
「クイズでは意外なことで食品ロスが発生してしまうことに気づけたので有意義でした。また、食品以外にもロスが発生していて救済できるものがあること、規格外の農作物など地域ごとの特色を楽しみながら食品ロス削減と地方創生の両立ができている点も、今後の可能性を感じて嬉しかったです。」
「子供と一緒に参加できたことがとてもよかったです。楽しく社会問題、社会に触れるチャンスになり、ありがたかったです。真剣に働く大人の姿を見せることができてうれしかったです。」
「クラダシを始めるに至った思いが聞けて良かったです。これまでは自分を珍しい商品を購入する一消費者と思っていましたが、実はクラダシを通して社会に貢献しているのだなと思いました。」
皆さまからいただいた感想やご意見は、どれも大変励みになるものばかりです。感想のほかに、KURADASHIで購入された商品の利用シーンなども教えてくださるユーザーの方もいらして、私たちのサービスがこんな風に活用され、役に立っていたんだと知ることができ、とても嬉しかったです。
皆さまからの温かいコメントに、目をうるうるさせるスタッフも。
皆さまからいただいたご意見やご要望は真摯に受け止め、よりよいサイト・サービスになるよう、引き続き改善してまいります。
これからもぜひ、皆さまのご意見やご要望、活用方法など教えていただけますと幸いです。
KURADASHI8年目はさらにパワーアップし、ユーザーの皆さまと交流できる場もどんどん企画していければと考えております。どうぞ楽しみにしていてください。
これからも、フードロス削減とソーシャルグッドの輪を皆さまと一緒に広げていきたいと思っておりますので、今後ともKURADASHIをどうぞよろしくお願いいたします!
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