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【開催報告】業界の第一人者たちが集結!「食のサステナビリティ共創・協働」フォーラム2023



「食のサステナビリティ共創・協働」フォーラム2023について

株式会社クラダシが運営する「クラダシ基金」の活動の1つとして、フードロスや気候変動といった、さまざまな「食」に関わる課題を、企業間・官民での連携や協働を通して解決を目指す「食のサステナビリティ研究会」があります。
その活動の一環として、「食のサステナビリティ共創・協働」フォーラムを2023年10月26日に開催いたしました。

私たちのくらしを支え、彩り豊かなものにしていく「食」は、地球環境や、農業・水産業・食品製造業をはじめとした食料サプライチェーンに携わる多くの人びと、社会基盤の上に成り立っています。今年、2015年の国連サミットで定められたSDGsの達成期限まで残り7年となるなか、気候変動や生物多様性といった環境問題や健康・栄養についての課題、食料安全保障など、「食」に関わるサステナビリティ課題は対応待ったなしの状況になっています。
一方で、そんな「食」のサステナビリティ課題に対して、社会の枠組みやパーパス、企業間・官民での共創・協働、フードテックなどのイノベーションを通じた企業の取り組みも日々アップデートされています。

2回目のフォーラム開催となる今年は、「サステナビリティ」・「人的資本経営」・「サステナブルデザイン」・「B Corp」など、昨今を象徴するキーワードを切り口に、約10のセッションを開催。セッションやネットワーキングなどを通じて、時代が求める経営・思考のポイントや、さまざまな取り組みの先進事例、協働事例を発信するとともに、「食」の課題の認知向上と解決に寄与する機会の提供を目指しました。

開催にいたるまで

2回目の開催となる今年は、昨年より多くの方に「食」の課題や取り組みについてアップデートしていただきたいという思いと、コロナ禍が明けたこともあり、より参加者・登壇者間での交流を促進したいとの思いからプログラムを構築していきました。

そこで、「人的資本経営」・「サステナブルデザイン」・「B Corp」など、昨今を象徴するキーワードを切り口に加え、新たに次世代の食の課題解決に挑むスタートアップ企業を数社お迎えし、「食のイノベーション」というテーマのセッションも開催させていただきました。さらに、講演・パネルディスカッションのみならず、展示ブースの設置やネットワーキングの開催も行いました。

食の課題を解決していきたいとの理念に共感いただいて、三井不動産株式会社をはじめとする、多くの企業に、協賛企業としてご支援いただき、また、「食」「サステナビリティ」というテーマで第一線で活躍されている方々にご登壇をいただくことができ、開催することができました。。

▼ご登壇者の皆さま(順不同) 
夫馬 賢治 氏(株式会社ニュートラル)
藤江 太郎 氏(味の素株式会社)
山口 恭子 氏(株式会社明治)
徳谷 智史 氏(エッグフォワード株式会社)
藤川 宏 氏(キリンホールディングス株式会社)
桜庭 英悦 氏(高崎健康福祉大学教授)
森 隆志 氏(雪印メグミルク株式会社)
大楠 絵里子 氏(ダノンジャパン株式会社)
吉田 啓一 氏(株式会社博報堂)
佐藤 友亮 氏(株式会社博報堂)
太刀川 英輔 氏(NOSIGNER/JIDA)
名和 高司 氏(京都先端科学大学教授/一橋大学ビジネススクール客員教授)
矢野 玲美 氏(株式会社ハバリーズ)
広川 学 氏(DAIZ株式会社)
中村 慎之祐 氏(株式会社グリーンエース)
村田 靖雄 氏(オイシックス・ラ・大地株式会社)
矢野 健太 氏(株式会社パンフォーユー)
福沢 悠月 氏(株式会社マチルダ)
相木 孝仁 氏(株式会社ベイシア)

※当日のタイムラインは下記をご覧ください。(開催は終了しています)
https://kuradashi-forum.com/

フォーラム当日の様子

会場参加・アーカイブ配信合わせて、前回を上回る700名弱の方々に参加お申し込みをいただき迎えた当日。会場では計360名の方々にセッションやネットワーキングにご参加をいただき、また、コロナ渦を経て、ネットワーキングも開催でき、交流の場を設けることができました。
「食」のサステナビリティという共通の課題意識やパーパスを持つ人たちが一堂に会し、会場は熱気に満ちていました。

昨年の第1回から、コンテンツ量も参加者数も増え、ご参加いただいた皆さまにどのようなフィードバックがいただけるのかドキドキしておりました。
開催終了後の平均満足度は4.3点(5点満点)となり、83%の参加者に非常に満足・満足とご回答いただきました。「食のサステナビリティが徐々に広がっているのを実感した」「時間が短く感じるくらい有意義だった」という嬉しい感想もあり、食のサステナビリティに関わる課題と取り組みについて認知が広がったことを期待しています。

今後に向けて

第3回のフォーラム開催については、今回の学びや反省を生かして、より実りあるものを協働して創っていきたいと思っております。
これまで同様、企業間および官民連携で食の課題に向き合うための「食のサステナビリティ研究会」の活動も継続していきます。具体的には、食のサステナビリティ課題についての情報収集および食品関連企業への発信、交流機会の提供すべく、勉強会やフォーラムを開催していきます。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
参加お申込みフォーム

各講演・セッションなフォーラム当日の詳細はこちらから、ご確認いただけます。
【くらだしマガジン】Kuradashi 食のサステナビリティ共創・協働フォーラム 2023 開催報告


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