その花で、思い出す人…
アガパンサスの、自分で撮った写真が見つからず、スナフさんの素敵な写真を使わせていただきます。自分の撮った写真以外で記事を書くのは、初です。
スナフさんありがとうございます😊
今日は、どうしてもアガパンサスの写真が必要なの…
hacoさんの記事を読んで、改めて幸せを噛みしめています。
川端康成「化粧の天使達」の一説をご紹介くださって、忘れられたくない人へ花の名を伝えるお話を書いていらっしゃいます。
私の場合は、思い出す側のエピソードです。
その花を見ると思い出す人、います。アガパンサスの彼。
アガパンサスの花束をもらったことがあります。
私が花好きなことを知っていたからなのか、花束を女の子にあげてみたかっただけなのか分かりませんが。
同い年の彼から、20歳になる前だと思います。
初めて花束をもらって、ものすごく嬉しかったし、青い花っていうところも気に入って有頂天。
最初は、私も彼もお互いを一番好きな人ではなかったと思う…
タイミングとか、歯車がうまく噛み合ったとか、そういうことで始まったのだけれど 付き合ってみるとお互いが自分の成長に必要不可欠で社会に出る前の頑張りどころの3年くらいの時期、励まし合えた貴重な存在。
だから、アガパンサスの花を見ると好い思い出として彼のことを思い浮かべることができます。
hacoさんの記事を読んで、そういう思い出があること、毎年その花を見て思い出す人がいる人生って とっても幸せなことなのだと感謝の気持ちが湧いてきました。
元気にしてるかな、幸せに過ごしていてほしいな、そう思える人。
私がアガパンサスを見る度に、そう思っているなんて知らない訳だけど、20歳にもなっていない時に勇気を出して買った花束の効果は絶大なものですよって伝えたい気もします。
男性が花屋さんで花束を買うのは、かなり敷居が高いと…よく聞きますからね。
あげた方は忘れているかもしれません。でも、ずっと何十年も(きっと死ぬまで) アガパンサスは私にあなたを思い出させてくれて、あなたの幸せを祈る時間を作ってくれています。
花は好きですが、あまり花言葉に興味がなかったので去年知ったことですが、アガパンサスの花言葉はギリシャ語由来の花名から 愛の花として恋愛に関する「ラブレター」「愛の訪れ」「恋の訪れ」などでした。
…彼が花言葉を知っていてアガパンサスを選んでいたとしたら凄いなぁと、そしてウン十年も気付かない私ってどうよ! ごめん!