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【詩】君はカサを

静かな夜に、
淡くキラキラとした
綿のような粒がさらさら
舞い降りるのを眺めた

白い地面に
あの子は独り、
誰かを待つように
立っている

君はきっとその子に
優しくカサをさし出すだろう

時が止まったように
二人はずっと佇んでいる

ああ、朝を見せてあげたい
次第に明るくなる光を…

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