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12年のアルツ観察記録:母は自宅で逝きました(049):2014年8月

発病から5年7ヶ月/死まで7年5ヶ月

8/2
 16:30頃着。室温32度くらいはありそうだが冷房を使っておらず。動いてなければ大丈夫のようなことを言う。
 冷蔵庫野菜室に半凍結で缶が変形したビール2本。冷凍庫には全凍結のビール1本と酎ハイ3本。とうとう野菜室と冷凍庫に混乱するフェイズに達したか?冷凍庫に「冷凍庫」と貼紙する。
 一部始終を何度も説明させられる。「野菜室と冷凍庫に混乱」というくだりが母的には不愉快な様子。
 寝室の冷房が17度という論外な設定。高速で冷やすならまあよいとしても、デフォルト的には危険なので上げる
 
8/3
 化粧水がないということでヘルパーのIさんと3人で探す。発見できず昼に買出し。
 デイサービスの片方が楽しくないようなことを複数回言っているし、実際もう一つに比べていろいろなことをやることが少ないので、別のところを検討することをケアマネさんと相談してもいいのではとのIさん意見。
 
8/5
 兄が専門医受診同行。
〇報告/質疑
・最近冷蔵庫の野菜室と冷凍室を混乱してビールを凍結させた旨を報告
・美容院には行こうと思いながら自分で行動しない、銀行同行をヘルパーに頼みだす等活動レベルややる気が減退している旨も報告→認知症ではありうることとのコメント
・以前からあるが、何かあると一人じゃ住めないと言い、最近は薬で死んだ方がいいと言い出すこともある
 
8/9
 81才の余命は10年強、との話をすると、そんなに生きたくない。薬かなんかで死んでもいいという流れになる。
 
8/11
 昨晩就寝前の寝室を見ると17度で冷やしているのに驚く。嫌な予感はするものの、さすがに消して寝るだろうからいいかと放置したら、今朝7時20分になっても起きて来ない。冷房は消えていたが喉が痛いと言う。朝食の頃には改善。
 ヘルパーはIさん。冷凍庫飲み物凍結事件のヘルパーさん達の統一見解は、「野菜室との混同でなく、息子さんに冷たいものを飲ませてあげようとして忘れた」というものとのこと。多くは母のシンパで、Iさんが病院に付き添うということになったときも「あたしが行きたかったのにぃ」という人々とのこと。本当か?
 昨夜のこともあるので室温の話をするが、何度が適温という意識が失われている様子。「17度とは酷い」というと「じゃあ20度位?」という始末。今晩は勝手に27度で回してくる。
 
8/12
 寝室にエアコンの設定温度を下げすぎないように貼紙。
 買い物をして帰宅するも、一人でお茶を買いに行こうとする。当方が居るときの一人外出は万が一転びでもしたときに責められるのはこっちだから止めてくれというが理解せず。しかたなく当方が買いに行く。
 
8/16
 前回買った12日期限の食パンが手つかず。日持ちする菓子パン系も明日までというのが2つ。一体何を食べていたのか?食パンは早いうちから冷蔵していたので、明日チェックの上対応考慮。
 夕刻に土産物の和菓子で青柿を模したものを、青カビがはえたみかんと誤認して捨てそうになること2回。「もう間違えない」と言うが2度あることは3度あるということで、メモ対応。
 
8/23
 化粧水を探す。以前のヘルパーさんのアドバイスを思いだし、冷蔵庫を見るとビンゴ。
 
8/24
 先に起きてお湯を沸かしているあたりで降りてくる。ここ5回くらいは母が先に起きるということはない。
 掃除で床に骨粗鬆症薬を発見。今日飲んだがを詳細にチェックしていないので、とりあえず保存。前回同じパターンで保存したものを廃棄。
 
8/30
 3年前に入手した垢擦りの効能書きを見て「これあの黄色いの?」と聞く。思わぬ正解。
 ここ一月くらいはそれ以前より微妙に良い感じがする。
 
8/31
 久しぶりに母が先に起きる。
 本日期限の千切りキャベツの扱いで混乱。出したのにきゅうりを切ったり、すでに用意したレタスを先送りのため引っ込めたのをまた出したり。

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