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12年のアルツ観察記録:母は自宅で逝きました(071):2016年6月

 
発病から7年5ヶ月/死まで5年7ヶ月
 
6/6
 トイレに汚れ。トラブル処理の漏れと思いたいが、クリーナーで掃除。便器はまあきれい。きれいに見えても危険な気がしたので、食後に除菌スプレーを買いに行く。随所を拭く。
 相変わらず「痛み止めの座薬がほしい」というようなことを言っており、明日専門医にかかることを説明するたびに嫌がる。
 またしても「誰かがお尻のことをばらしたの?」的物言いをするので暗然とした気分になる。
 ややだるそうだが、明解な不調という感じはそれほどない。
 
6/7
 大腸肛門科受診同行。
◯要点
(1) 肛門周囲湿疹と診断
(2) 強力レスタミンコーチゾン軟膏と透明レスタミン石鹸が処方された
(3) 強く拭かないことが重要とのこと
(4) 食事は下痢になるようなものでなければよく、アルコールなども構わない
(5) 次回は1~2週間後。家族同伴でなくていい
帰宅後の運用
(1) 「強く拭かない」の件はトイレに貼紙
(2) 透明レスタミン石鹸については半透明の石鹸箱を新たに用意して洗面所へ
(3) 軟膏は紛失が嫌なので、朝とデイのみになることを受容して薬箱へ
 14:30ケアマネさん来訪。軟膏対応してくれる。母は無闇に謝る。
 
6/11
 汚れの報告はヘルパー日誌に毎日継続してあるが、痛みは以前より軽減している雰囲気。
 菓子・フルーツ・お金の減り方が同期して少ない。
 夕食の量は少ない。スイカは普通に食べる。食前にバナナを食べていたのでよしとするか。
 
6/18
 夕食は久しぶりの食欲。残しやすいものにしたが、以前同様ご飯を少し減らしただけで、まさかの完食。
 7時過ぎに寝室に寄ると、ベッド足元に軽く汚れたパッド2つ。廃棄するとともに、上下の収納にリハビリパンツ共々補充。このペースだと足りないと思ったり、直接アクセスされないように大元を収納にしまってしまったが、ある程度アクセスできたほうがいいこともあるのではと思ったり。
 風呂に入ったとばかり思っていたが、入ったと思った30分後くらいに下りてくる。タンスの中を「引っ掻き回していた」とのこと。行ってみるとそれほど酷い状況ではないが、ベッドにいろいろ出ている。この手のことが増えてきそうな予感。
 29.7℃なのに毛糸のショールをまとっていたりする。夕食前にも閉めきっていたし、かなり温度感覚麻痺。
 
6/21
 ケアマネさんが大腸肛門科受診同行。
皮膚状態は良くなってきているとのこと。
 
6/25
 目につく汚れなし。ヘルパー日誌での周辺症状軽減。本人の愁訴なし。今日のところ5月前半以前の生活を取り戻しつつある感じ。
 1月に私が持ち込むも、使わなそうだったのでケースに戻して書斎中央付近においていた、郵便局でもらったクマの小毛布を1Fごろ寝用に使っている様子。想像以上に家中の随所を見ているみたい。
 食欲は普通。

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