バッカスの憂鬱「熟女の妖艶さと処女の初々しさを併せ持つ”イタリアワインの女王" Brunello di Montalcino " IL Poggione 2009」
バローロと共にイタリアを代表する高級ワインとして世界にその名を知られるBrunello di Montalcino(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)。トスカーナはモンタルチーノ地方で生産されるブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、そのエレガントで重厚な味わいから"イタリアワインの女王"と賞されている。
Brunello di Montalcino(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)の造りての中でもトスカーナのモンタルチーノ地方南部、サンタンジェロで古くからブドウ栽培をしてきたIL Poggione(イル・ポッジョーネ)は、高名で辛口のなワイン評論家として知られるマット・クレーマー氏が"伝統主義ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの9名"の一人としてその名を挙げ、「好みを言えば、伝統派寄りという私の傾向は、とりわけブルネッロで著しい。たいてい手が伸びるのはコスタンティ、カナリッキオ、イル・ポッジョーネである。この三者は作り手として非常に安定していることに加え、他のブルネッロ・ディ・モンタルチーノと較べて割安ということもある。」と絶賛する造り手である。
IL Poggione(イル・ポッジョーネ)は、ピエール・ルイジ・タレンティ氏がエノロゴとして加わり、バリック(小樽)を一切使用しない伝統的なブルネッロを産出し、現在の名声を築いた。
IL Poggione(イル・ポッジョーネ)ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは真の正統派で、根本的な葡萄の品質の高さと大樽での長期熟成から生み出されるしなやかで、伸びのある味わいが特徴である。
カラーは鮮やかなルビー色。赤い果実のアロマが途切れることなく漂う。
味わいはベルベットのような滑らかなタンニンとともに、温かみのあるバランスの取れた風味が感じられ、余韻も長く続く。
Brunello di Montalcino(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)に関しワイン評論家のヒュー・ジョンソン氏は「バローロと並びイタリアで最も名高い赤。アルコール分が強くてコクがあり、強いフレーバーをもち、タンニンが強く寿命が長い。4年の熟成が義務づけられており、品質は常に向上している。」と星3つから4つの評価へと格上げしたうえ、"買い求めたいブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”の中にIL Poggione(イル・ポッジョーネ)の名を挙げている。
また、IL Poggione(イル・ポッジョーネ)はワインアドヴァケイト誌で90点を獲得すると共に、ファルスタッフ誌、ワイン&スピリッツ誌やヴィノス誌でも絶賛され、さらに権威あるガンベロ・ロッソ誌の2017年版でも2ビッキエーリ(2グラス)を獲得している。