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ワンマングルメNo.80「とんかつ満天 ブランド豚 "白河高原清流豚”の美味さに悶絶 驚異のコスパのランチロースカツはサラリーマンの味方」

 サラリーマンが跋扈するビジネス街と夜の歓楽街が同居する街 五反田。

 山手線 五反田駅に徒歩5分ほど離れた目黒川沿いのビルにその店はある。

 ロイヤルオークホテルが入るリバーライトビルの一階(なぜか階段を上がるのに一階)の"とんかつ満天"

 "とんかつ満天"は福島のブランド豚 "白河高原清流豚”をリーズナブルな価格で味わえる穴場的な店。

 特にお勧めなのがランチ。ランチロースカツがなんと1,000円。ご飯とキャベツのお代わりがそれぞれ一回可能。

 表の看板によれば"白河高原清流豚”は安全、健康、旨さの三拍子が揃ったブランド豚とのことで期待が高まる。

 カウンター席に座るとランチロースカツを。眼前の厨房では大将が手際よく衣付けして揚げ鍋に落とす。揚げ上がりの頃合いを見計らってご飯、小鉢、豚汁が出てくる。そして最後に見事なきつね色に揚げられた"白河高原清流豚”のロースカツがオン・ザ・カウンター。

白河高原清流豚のロースカツ

 暫し愛で、肉の旨味を味わうためソースを薄めにかけ、おもむろにロースカツを頬張る。

 口中に投じた一片のロースカツからまろやかな豚の脂の甘みは広がる。おお、なんだ、この甘さは! これまで経験したことがない"白河高原清流豚”の品の良い脂の甘みに脳髄が痺れる。

 さらに、見た目通りからっと揚げられておりくどくない。高温でからっと揚げられたロースカツは、完璧に火通しされていながらも、中はジューシでふっくらと仕上げられている。これは絶品。大将なかなかの手練と見た。

 そして豚肉片がゴロゴロ入った豚汁が美味いではないか! 否、美味すぎる。あっさりとし仕上げられたロースカツと美味すぎる豚汁の相乗効果で、ご飯が進む。気がつけば二杯目のご飯に箸をつけていた。

 また、ソースの横に塩が置かれていたが、"白河高原清流豚”の脂と塩、結構合うやも知れぬ。次回試してみよう。

 このクオリティのロースカツが定食でリーズンブルな価格で食せるとは、恐るべし五反田。

 リピート確定。

とんかつ満天
東京都品川区西五反田1-9-3 リバーライトビル 1F


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鳴海邦彦 / KUNIHIKO NARUMI OFFICIAL
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