
Photo by
take_kuroki
「保守主義者」宣言 小川榮太郎(読書感想文)
はじめに申し上げておく。
小川榮太郎氏の『「保守主義者」宣言』は私が初めて「読書して涙する」を体験した書籍であって、これは間違いなく必読の書である 。
+++++
本稿では、『「保守主義者」宣言』の内容を解説するのではなく、本書を読み私が感じた、考えたことを、ある種のメモ書きのような形で共有したい。
読み始めはこのような記事を書くつもりはなかったのだが、まさか私が本を読んで泣くとは信じられず、この心の挙動は漏らさず遺すべきだと感じたのだ。
本稿は月額購読マガジン『滅私公論』限定記事です。
『滅私公論』購読者は、過去記事を含め有料記事・購読者限定記事が読み放題となります。
「日本人」は死んだ。
ここから先は
17,031字
この記事が参加している募集
國神の執筆活動は、皆様の温かい御支援に支えられております。多大な御支援に、深く御礼を申し上げます。書籍や資料の購入、取り寄せ等、執筆に必要な資金を御支援いただけますと幸いに存じます。 100円~10,000円の間で任意の金額を設定していただけます。何卒宜しくお願いいたします。