諦めない力
トルコとシリアを襲ったトルコ・シリア地震の被害は2週間を経とうとしている現時点で約43,000人以上の方が亡くなったそうです。12年前に発生した東日本大震災よりも約3倍となる被害です。どれほど被害が大きいかよくわかるかと思います。通常、こうした地震で行方不明となると1週間を経過してしまうと、生命の危険に晒される危険性が非常に高くなるそうですが、奇跡的に救出された方がおられたというニュースが届き、心から良かったと感じました。
こんな奇跡的な出来事を見ると、神様っているのかなと思ったりもしますが、何と言っても本人の「諦めない」という気持ちが勝った結果でもあると思います。
諦めないと言えば、昨年12月2日に行われたカタールワールドカップのスペイン戦での三笘薫選手のゴールラインギリギリでのアシストによる決勝ゴールの引き金になったプレイを思い出します。
このプレイで「VAR」という写真判定が一躍有名になったのも記憶に新しいですね!
こうした素晴らしいプレイや、トルコシリア地震の人命救出のニュースもそうですが、諦めないことで新しいドラマが生まれる瞬間を、ニュースを通じて目の当たりにすることができます。
しかし、こういう出来事を目の当たりにしながらも、かたや簡単に諦めようとする人も少なからずいてます。
今回のnoteは、1ヶ月前にアップする予定でしたが、ネタ的にかなり専門的な内容になることから、このアカウントで序章をお話し、専門的な内容については別アカウントに引き継いで書かせていただきます。
■暗黙のルールは理解されない
元々、今回のnoteのタイトルは、人気アニメに準えて「沈黙の緩怠」としていました。
この「緩怠」とは、他の意味もありますが、「注意や当然と思われる関心が欠如していること」を言います。
よく「なぜこんな失敗をするんだ」とか言われる人、皆さんの周りにいてないですか?
そういう人のことを「緩怠」というそうです。
本人に注意しても、「注意していてるのですが」とか「一生懸命しているのですが」というばかり•••
根性論だけで誤りが直せるならいいですが、それだけでは直らないですよね〜
実は、この原因の一つと思われる心理学的要因があるんです!
■リンゲルマン効果
頑張っているはずなのに、注意や当然と思われる関心が欠如していることがあります。これは無意識で手抜きをしてしまうことが原因の一つと言われており、その行為を「リンゲルマン効果」の中で証明されています。
まず、リンゲルマンですが、フランスの農学者マクシミリアン・リンゲルマンが正式名で、このリンゲルマンが1882年から1887年にかけての研究を元に1913年に発表されたのが「リンゲルマン効果」であり、一般的には「社会的手抜き」と呼ばれています。
この内容は、一般的には人の数が多ければ多いほど、その効果が何倍にもなって現れると思われがちですが、実は人数が多ければ多いほど、ひとりの持つ力が低減していくというものです。詳しくはリンゲルマン効果について書かれたブログがありますので、そちらをご覧ください。
こちらにも書かれているように、人の数が増えれば増えるほど、一人の力が無意識に発揮しなくなるといったことが書かれているように、人数が多ければいいというものではなさそうです。つまり
1+1<2
になってしまうわけです。
とはいうものの、先ほどご紹介しましたブログでは、少数精鋭と書かれていましたが、どうしても人手がいる場合ってありますよね。
少数精鋭でも一定のスキルが必要であり、「適材適所」という言葉があるように、その分野で力を発揮できる人材発掘が必要です。
また同じカテゴリーで発揮する人材を何人も確保すると、さらなるリンゲルマン効果が発揮され、あまり期待できないようになります。
これは実は、「2:8の法則」と呼ばれる、イタリアの経済学者であるヴィルフレド・フレデリコ・ダマソ・パレードが提唱した法則で、2割の顧客が8割の売上に貢献しているという法則ですが、これが派生して、企業でも2割の社員が8割の新規顧客を開拓しているというようなことにもつながっているそうです。
まぁ、こんな感じで何かプロジェクトを取り組む場合に誰と組むかが必要であり、成果を求めず楽しくするだけなら仲良しグループで十分ですが、成果を上げることが必須となる場合、仲良しグループは足かせになってしまい、言いたいことが言えないや、仲が良かったのに最終的にはケンカ別れしたなど、プロジェクトの失敗でよくある原因になっています。
■最後まで諦めない力
違う傾向の人が集まったとしても、最後までやり抜く気持ちがなければ当然、前には進みません。途中で諦めてしまうって人も中には出てくる場合もあるのです。
途中で挫折して諦めてしまう人の傾向として、一度の失敗で心が折れてしまうと次のチャレンジをしたがらないことです。
その原因は色々とありますが、その背景には自分をよく見せたいや、失敗は見せたくないと強く思うがため、再チャレンジをしたがらないのでしょう。
でも、よく考えてみてください。
失敗することがダメではなく、同じ失敗を繰り返すことがダメなわけで、また初めて取り組むことは失敗がつきものです。
むしろ失敗から何を学んで次に繋げられるかが重要であります。最初から失敗なしで成功することはまずあり得ないのです。
小さいな失敗を繰り返し、軌道修正をしながら成功へと道ぶくことが大事なのです。こうした地道な行動ではありますが、諦めないことから成功へとつながるのです。三笘選手のように最後まで諦めないことで奇跡的な勝利に繋げられていけるのです。ひろゆきさんもTwitterでこのように呟いています。
もしめんどくさくて諦めようと思ったら、次のことに気をつけるといいでしょう。
■プロジェクトを進めるための必要な人材
プロジェクトをたった一人で進めるには無理があります。もちろん中核的な人物は必要ですが、何もかも一人ですることはできません。
その場合、信頼できる人に頼まなければなりませんが、どういう人材が必要となるでしょうか?
この続きは、別アカウントでご紹介します。
こちらのnote限定でとっておきの先取り情報も公開していますので、ぜひご覧ください!
■お知らせ
さてさて、告知のお時間となりましたのでお知らせしま〜す!
●つむぎやオープンマルシェ
日時:2月26日(日)・3月12日(日)・3月25日(土)・3月26日(日)
いずれも10時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
つむぎやAmenity(泉佐野市栄町4番18号)
つむぎやオープン会場(泉佐野市栄町1235−6、1227-4)
内容:飲食、物販、サービス等を集めたマーケットイベントを開催します。ぜひお越しください。
※2月26日開催分の出店者が決定しましたので、お知らせします!
●地域住民と共創するアーティストインレジデンス
日時:2023年3月25日(土)・3月26日(日) 両日とも10時〜正午、13時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
内容:南海泉佐野駅から海側エリアに新たな人の流れを創り出すため、駅近くにある「SHARE BASE つむぎや」の外壁を使って、アーティストの加藤文子さん(AK design代表)が縁取りした作品に、加藤さんと参加者が一緒に絵を描いていただくワークショップです。
●女性のためのパラレルキャリアLABO
日時:2023年3月18日(土)・3月21日(日)・25日(土) いずれも11時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)ほか
内容:今の自分よりステップアップしたい、自分の成長をデザインしたい、日常生活では得られない経験をしてみたい等から、女性たちの視野と活動を広げ、社会に出て可能性を広げるとともに、社会に出る機運を高める短期集中型(3日間)のワークショップ。3回目には松村美乃里さん(つなぐば家守舎取締役)を招き、実例を踏まえてアドバイスをいただきます。
これから人口減少化が避けられない世の中、少数精鋭でそれぞれの力を合わせて人数以上の成果に繋げていっていただきたいです。
お前のところはどうなんだって?
はい、頑張ります💦