情けは人の為ならず
実は•••
このnoteの連続掲載記録がなんと!
61週連続投稿となりました!
ほぼ14ヶ月休まず投稿しました!
途中、手抜きな投稿もありましたけどw
でも続けていくうちに、「続ける」ことっていかに大変なのか、身にしみてよくわかりました。
テーマが天から降ってくることもあれば、頭を振り絞ってもなかなか出てこない時もあったりもして💦
こんな場合は、天からテーマが降ってくる時に、テーマと簡単な下書きを書き留めとて、テーマが出てこない時に、過去に書き綴ったテーマを元に書いて、noteを更新しています。
その努力の割には、「スキ」の数は低迷していますが💦
あまり低迷しすぎると、いよいよ嶋田代表理事から打ち切りの指示があるかもしれませんので、このnoteを読まれた方は「スキ」をしてくださいねw
と、どうでもいいような話から入りましたが、今回のnoteは過去に綴ったテーマから選んで書かせていただきます。
みなさんは誤解している諺ってありませんか?
今回のタイトルにしている「情けは人の為ならず」という諺は、結構誤解されているそうですが、今回はこの「情けは人の為ならず」について書かせていただきます。
▼情けは人の為ならず
みなさんは「情けは人の為ならず」ってどういう意味だと思われますか?
①人に情けを掛けて助けてやることは、結局はその人のためにならない
②人にした親切が自分に戻ってくる
さぁ、どちらでしょうか?
ファイナルアンサー?
正解は?
②人にした親切が自分に戻ってくる
でした。
大人の人でも半数近くは間違えているそうです。
この「情けは人の為ならず」ですが、鎌倉時代の軍記物語『曽我物語』に由来していると言われています。
この諺は、5千円札に描かれている新渡戸稲造の著書「武士道」にもこのように書かれています。
このように、人にかけた「情け(=人情、思いやり)」は、結局のところ自分に返ってくるのだという意味なのです。
▼「ギブアンドテイク」がもたらす弊害
この「情けは人の為ならず」という諺は、結果的に自分にその思いやりや親切が返ってくるということですが、最初から見返りを期待する「ギブアンドテイク(give and take)」だと成り立たないような気がします。
なぜなら、自分が人にかけた親切の大小が、かけた本人がその大きさを決め、その見返りが自分が期待した以上でなければ「なぜその程度なのか」と思ってしまうからです。
そもそも「情けは人の為ならず」は、見返りを期待することではなく、いつか自分の元にその思いやりや親切が返ってくるという教えであり、自分がかけた以上の思いやりや親切が返ってくることを保証するものではないということです。
人には大なり小なり「自己奉仕バイアス」があり、自分の他の人にしたことやしていることに対して自己評価は大きくなる傾向にあるからです。ですので、その期待以上のことを求めがちになりやすくなってしまいます。
ですので、ギブアンドテイクで行動するのではなく、人のために「貢献」することを考えて行動すると、その貢献が他の人の感謝につながり、自分に思いやりが返って来やすくなるのです。
▼まちづくり版「情けは人の為ならず」
前に「みのりん」こと、松村 美乃里さん(つなぐば家守舎取締役)が、なりわいテーブル講演会の中で「まちづくりって半分以上はめんどくさいことなんです」と仰っていましたが、全く同感です。
なぜめんどくさいのかと言いますと、まちづくりは普通の会社と違って、利益にならないことであっても時間をかけて人と接したり、行動をしたりすることが重要になります。
その関わる人たちは、まちづくりに取り組んでいる人たちに協力的な人もいますが、反対に抵抗勢力になる人もいます。
また、まちで活動したいプレイヤーであっても、わからないこととかを自分で適切な方法で調べずに、ネットで調べた無責任なブログなど(このnoteはその部類に入れないでくださいねw)に振り回され、この場合はどうしたらいいのかと気軽に相談をかけられたりします。
そんなことも日常的に起こっている中で、その人たちがどうすれば、まちで輝きを保てるのかを考え、可能な限りサポートをさせていただいています。
そういう行動は結果的には、まちのため、そしてそのまちで活動している、松村さんの「つなぐば家守舎」や、弊社「一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)」などのまちづくり会社の活動成果につながるものです。
活動成果につながると、地域になくてはならない存在として地域も認めてくれるようになります。
現に3年前にVRSが活動を始めた頃は、周りの認知度もなく、物件の紹介をお願いしても門前払いばかりでしたが、「SHARE BASE つむぎや」「つむぎやAmenity」などをオープンした以降は、出店の相談や、なりわいテーブルやリノベーション実践塾などを通じて、自分のアイデアが事業に実践できる拠点として少しずつ認知度が上がって来ました。
めんどくさいことでも、きちんと対応していると、結局のところ、まちづくりの成果につながって来ているのです。
その結果、こんな感じになりました。
この中にはVRSが関わった物件が大半ですが、VRSの活動から店舗を開店しようと考えたお店もあり、VRSの3年半の活動がここに来て実を実らせて来ました。
VRSみたいなまちづくり会社のためのように思われますが、人口減少が止まらない状況で、指を咥えてこのまま放っておくと、いずれ空き家が今の7軒に1軒が3軒に1軒になり、地方都市には百貨店も地方銀行も病院までも無くなってしまう時代が訪れようとしています。
つまり、まちづくりに取り組むことは、地域を未来まで維持することにもつながるわけです。
まぁ、まちづくりは華やかな舞台ではなく地道な活動ですが、このあと紹介しますイベントからもまた出店に繋げていければと考えていますので、これからも応援よろしくお願いします。
▼お知らせ
●つむぎやオープンマルシェ
日時:2023年1月29日(日)・2月12日(日)・2月26日(日)・3月12日(日)
・3月25日(土)・3月26日(日) いずれも10時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
つむぎやAmenity(泉佐野市栄町4番18号)
つむぎやオープン会場(泉佐野市栄町1235−6、1227-4)
内容:飲食、物販、サービス等を集めたマーケットイベント
現在、出店者を募集していますので、興味のある方は下記のメールアドレスまで件名を「【マルシェ】」としていただき、お名前、連絡先、出店希望の場合は出店内容、その他お問合せ内容も記載の上、メールをお送りください。
info_vrs"あっとまーく"Jcom.zaq.ne.jp
※「"あっとまーく"」を「@」に変更してお送りください
●地域住民と共創するアーティストインレジデンス
日時:2022年12月4日13時〜15時
2023年1月28日(土)・1月29日(日) いずれも10時〜12時、13時〜15時
3月24日(金)〜29日(日)・3月25日(土) 時間未定
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)ほか
内容:商店街を含むさの町場界隈で、各地で活躍しているアーティストを招き、
その街に因んだ絵画をコンセプトから描写までみんなで創りあげていくイベ
ント
●パートナー企業(賛助会員)募集
内容:VRSの活動理念・趣旨に賛同し、VRSのつながりを通じて、さの町場及びその周辺エリアの振興を目指すパブリックパートナー企業(賛助会員)を募集します。ご趣旨ご賛同の上、ご入会を通じてぜひご支援していただきますようよろしくお願いいたします。なお、2023年3月31日までに入会申込みをしていただきますと、入会金(3万円)が免除となります。
年会費:10万円
特典:VRS主催のイベント等で配布するチラシでの企業ロゴ掲載
VRSに相談のあった業務(物品調達、改装工事など)の紹介 など
※詳細は下記の画像をクリックしていただくと、詳細を示したサイトに移動します。
今回は苦労しながらも書き上げました。。。皆さんからの「スキ」お待ちしております笑