シン・ビジネス
週に1日、勝手にコーナー化している「週末note」にアップするため、noteを開いて、執筆(たいそうなモノでもないですがw)していますが、noteの上部にベルのマークをした「通知」というコマンドがあり、前週の通知を見ていますと・・・
なんと・・・!!!
note公式サイトが運営しているマガジンの「#この街がすき」の記事まとめに、前回の「つむぎや★スピンオフ物語」が追加されました!
こんな感じですね
前回のnoteはこちら↓↓↓ をご覧ください!
いや~、本当にうれしいですね~! noteの運営されている方も一つひとつチェックして選んでいただいたかと思うと、執筆活動(☚そんなたいそうなことはしていないですww)にも熱が入りますよ~
これ以外にも先週のテレビ放送の反響もかなり大きく、放送終了後以降、店が開いているときは毎回のように長蛇の列が並んで、にぎわっています。
この通りです。しかも、この日が初出店で、開店直後にも関わらず、これほど並ぶとは、ホント、テレビのチカラはいまだにすごいですよね~
もちろん、テレビのチカラだけではなく、出店者の方々のチカラもあります。初めて店を持つとは思えないほどのクオリティーの高さです!
Arriety&さんの犬鳴ポークドッグとカフェです。
Woodsさんのピザです。
ガトーポワリエさんのケーキです。
COCORONさんのさのまえハンバーガーです。
komugitoさんのベーグルとパンです。
そして、
新たに5月下旬から出店していただいた藤原竹工房さんのタケノコちらし寿司です。
どれもおいしそうでしょ~🤤 実際においしいです。一度召し上がっていただくと、このクオリティがあるから、テレビ放送された話題性だけで、にぎわっているわけではないとわかっていただけます!
飲食以外にも物販の作家さんのクオリティも高いですよ!
こちらは、Dans les boisさんです。
こちらはるぽるぽさんです。
素晴らしいでしょ~
紹介できなかった出店者の方もいていますので、またつむぎやまでお越しくださいね~!
さーてっ、かなり前置きが長くなりましたが(写真が多いだけですけど)、今回は、テレビに取り上げられ注目されているからこそ、持続したビジネスへとつなげていく必要があるので、「お金」をテーマにお話させていただきますね!🧮
法人税の落とし穴
バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)は、実はいろいろと考えがあり、法人格を取得しておりません。それはなぜかといいますと・・・またの機会にお話させていただきますね!
法人格がなければ申告は必要なく、税金も納めなくてもいいのかって思いがちですが、
実は・・・
法人税法第三条によりますと、
人格のない社団等は、法人とみなして、この法律(第七十五条の三(電子情報処理組織による申告)及び別表第二を除く。)の規定を適用する。
と書かれています。
収益事業をしていれば、NPO法人でも、宗教法人でも、法人格がなくても法人税がかかってしまいます。収益事業とは下の画像にある34事業のことです。(クリックするとリンク先へ移動します)
もし、この34の中の事業をして、収益があるにも関わらず、申告納税をしていないと・・・
無申告加算税がかかります
しかも、支払うべき税金の15~20%の税金を余分に払わないといけません!
勝手に申告する必要ないと思ってしまっても、結果的に申告義務が発生した場合もこの余分に税金を支払う必要があります!個人であれば所得税が、法人格がなくても団体で収益事業をすれば法人税がかかってきますので、ご注意ください! 知らなかったでは済まされない社会のルールです・・・
申告しました!
VRSもご存知の通り、「SHARE BASE つむぎや」が4月からグランドオープンして、本格的な収益事業を始めた・・・と言いたいところですが、実は、つむぎやの一角を借りたいという事業者がいて、昨年の秋から事業を開始したいのでということで、その部分だけ早く工事を終わらせて、収益事業を始めたため、申告義務が発生しました💦
申告をする前に、収益事業開始届というものを提出する必要があったため昨年中に提出し、この4月に申告書がVRSに送られてきました。
いつもお世話になっている税理士さんや、会計士さんにもご相談させていただきながら申告書を作成し、総会で決算の承認をいただく必要があったので、承認をいただいてから申告をしてきました!🧮
通常、法人税の申告は決算月から2か月以内と決められていて、新規創業した場合、決算時期からお店などでは、手続きが不慣れであろうと考慮されて、申告の延期する手続きが認められています。その手続きをして認められると、申告が期限内にできなくても、税金は加算されません。
本当は知らないお金の話
こういう表には見えない、華やかさもない細々した作業が、ビジネスでは結構多くて、でも実は重要だったりするわけです。
表舞台では華々しくしていても、こういう肝心な作業を知らなかったり、できていない人も多く、税務署から指摘される件数も少なからずあり、令和元年度の調査件数は前年度より減少したものの、調査件数に対する摘発件数は7%を超えており、その前年より悪くなっています。(下の画像をクリックするとデータのあるサイトへ移動します。)
以前のnoteで補助金の使うことの是非について、意見を書かせていただいたことがあります。
補助金を使う使わないの議論の前に、まずは事業の根幹をなすお金のことを把握していなければ、その事業が成り立つかどうか判断ができません。
以前にも書かせていただきましたが、特に、まちづくりという言葉にすると、いいことをしているという気持ちになり、お金の話はさておいて、お金が足らなくなると、行政に補助金を出してもらえるように営業活動(?)して、一見、採算がとれたかと思うようになりますが、補助金がなければ成り立たないスキームに陥り、自己満の悪循環に陥るわけです。
そのほか、補助金は非課税と思い込んでいる人も多いですが、補助金にも課税される補助金もあり、昨年話題になった持続化給付金などは、実は税金の対象となる所得になるのです。
VRSの運営は、一部補助金に頼っていますが、その補助金だけで運営を賄うスタンスに陥ることなく、しっかりしたマネタイズと事業計画を組み立て、法人税の申告で使う財務諸表から、継続する事業と効果のない事業の精査を行っています。
せっかく、つむぎやが注目を浴び、まちににぎわいを創っている状況もあるので、きちんとした収益性を確保したビジネススキームを構築していく必要があります。
シン・ビジネス
本当のビジネスは、お金と事業プランが一体となっていますが、まちづくりにおいては、「金儲けはできない」と思われがちで、お金と事業プランとが一見して相(あい)反しているように思われますが、実は表裏一体なものです。
VRSも、つむぎやだけでなく、少しずつまちの再生事業に成果を挙げつつあります。 マスコミにも取り上げられたことから、いろいろと相談なども増えてきました。しかし、その中には残念ながら、人のふんどしで相撲を取ろうとしている人も少なからずいてて、それで成果を挙げていただければ、それでもヨシとしようかと思ったりしたりもしますが、タダで人のふんどしで相撲を取ろうとする人は、たいてい物事をうわべだけしか見ずに、その背景にある取組なども知ろうとしないのが現実です。
しかも、うわべだけしか見ていないため、真似をして結果がでなければ、教えた側が悪いと思い込んでしまう人もいてます。
実は、昨年12月から実施した「なりわいテーブル」の受講された方が、つむぎやに定期的に出店していただいていて、その人たちを中心につむぎやのクオリティを上げていただいています。このなりわいテーブルは、有料のワークショップで、つむぎやの出店のお話があって受講したこともありますが、それでも、その方々がつむぎやのクオリティを上げていただているという、結果にもつながってるわけです。
こういうことを考えると、やはり、人のふんどしで相撲ととるのではなく、自分自身が覚悟と真剣さが必要なんだなとつくづく感じます。
つむぎやもVRSも、認知度が上がってきたことから、今まで以上に、いろんな方から相談を受けることが考えられます。ですので、真剣にお話を聴いていただける方に、まち再生ビジネスをはじめ、いろんなことをお話ができればと考えています。
こちらのnoteは情報発信という位置づけで書かせていただいているので、このまま無料での配信を続けさせていただきますが、VRSやその関係者の方から教わったノウハウやスキルなどは、時間と経費をかけて培ってきたものでもありますので、このアカウントとは別のアカウントで、有料となりますが、6月頃から順次配信していければと考えています。
興味のある方や、勉強したいと考えていただいている方は、アカウントをフォローしていただければと思います。
また、現在、VRSのパートナー企業も募集していますので、この機会に、ぜひお申込みしてください!(下の画像をクリックしますとサイトへ移動します。)
このほか、学生向けのまちづくりインターンシップも募集中ですので、拡散していただけますよう、よろしくお願いします。(下の画像をクリックすると、リンク先へ移動します。)
これからも、まちのけん引役として頑張っていきますので、引き続き、応援の程、よろしくお願いします<(_ _)>