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良い睡眠の条件てなんだろう?【環境編】

おはようございます。
気持ちの良い朝ですね。


くーねるハウスは食事と睡眠に特化した共同住宅なんですが、今日は睡眠のお話です。


良い睡眠を取るのに条件が3つあります。
1つは環境、1つは体、1つは心です。


今日は環境についてお話しします。
今日からでも実践できる内容ですので、よかったら試してみてください。





①室温25度、湿度40%
②部屋の明かりは電球色
③頭の周りには何もおかない。
④遮光カーテンよりもレースカーテン選びが大事
⑤寝具や肌に触れるものを竹や綿素材にする






サクサクっと順番に説明します。

①室温25度、湿度40%


寝てるときに快適な状況を作るのに、1番大事なのは室温と湿度です。
この状況を1番簡単に作り出すためにはエアコンを活用するのが手っ取り早いですね。
温度設定を25度にして風量など全て自動にします。特に最近の夏は暑すぎるのでエアコンが必須ですが、体温の高い若い方ほど設定を18度とかにしてしまって、いわゆる寝冷えを起こす方が多いです。それは湿度も関係するのですが、まずは室温設定を25度前後、と覚えておいてください。

3.5畳で快適な和室



次に湿度ですが、夏場は扇風機、冬場は加湿器との併用がわかりやすいと思います。
扇風機は自分の体に当たらないよう、部屋全体の空気を混ぜるような形で使います。こうすることで湿度が一定に保たれます。
加湿器はなるべく高い位置に置くのがオススメです。そして寝具からは少し離れた場所に置いてください。
これは水分が重力で下に落ちてしまうので、高い位置にすることが大事なのと、寝具の近くに置いてしまうと、寝具自体が濡れてしまうのを防ぐためです。

温度や湿度は高すぎても低すぎても快適な環境にはならないので、この数字を基準に自分なりに気持ちの良い設定を見つけてみてください。
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電池のいらないエンペックス気象計



②部屋の明かりは電球色


明かりの色は、白い昼光色とオレンジ色の電球色があります。
白い色は目を覚ますためや活発に行動するときには良いのですが、落ち着きたい時、眠りたいときなどはオレンジ色が体がリラックスできます。

寝る部屋を作ろう



最近はどちらの色にも調整できる証明が売られているので、それにするのも良いのですが、寝る部屋に特化するために、あえて電球色のみの明かりを選ぶことをお勧めします。



③頭の周りには何も置かない


スマホだけでなく、本などの小物もそうです。
また、タンスや机などの地震があったら倒れてきそうなものからも、離れた場所に寝具を置くようにします。

こんな感じ


人間の防衛本能は、少しでも危険なものを感じると体を固めてしまったり、警戒心が解けなかったりします。
このまま横になってもリラックス状態(副交感神経優位)になりにくいので寝つきが悪くなります。


これは本能的なものなので中には「自分はものに囲まれている方が幸せ」と言う方もいらっしゃるでしょう。
それでも寝返り等が打てるように柔らかいぬいぐるみであったり、当たっても問題のないようなものが望ましいです。



スマホなどの電子機器に関しては、寝れない人にとっては、電子機器から発する微弱な電磁波が脳に刺激を与えてしまうことによって眠れなかったり、眠りが浅かったり、悪夢を見てしまったりする傾向があると言う研究結果もあります。

睡眠とデジタル機器の関係についてのアンケート結果

引用“V-NET 治験情報・参加支援”

悪夢による睡眠障害について

参考“日本睡眠学会総合専門医 阪野勝久”


④遮光カーテンよりもレースカーテン選びが大事


夜眠る人には遮光カーテンよりもレースカーテンをお勧めします。
レースカーテンだと外から見られる不安があると思いますが、最近は【遮像】と言って、明かりは通すけど、中の情報は見えないようになっているカーテンがあります。
(参考。ニトリの遮像カーテンのレビュー)

ミラーレースと遮像カーテンの違い


遮光カーテンだと常に部屋が暗い状態になってしまい、朝になっても日の光を浴びることができないので、気持ち良い目覚めになりにくいです。
日の光を浴びることで、セロトニンと言う成長ホルモン(別名幸せホルモン)が出て、それが夜にはメラトニンと言う睡眠物質に変わります。


昼間に寝る人には遮光カーテンをオススメします。

寝起きの気分で睡眠の質が分かります



⑤寝具や肌に触れるものを木や竹や綿素材にする


自然由来の製品にはそのモノ自体が吸湿や換気をしてくれたり、体に溜まったストレスを放出してくれるデトックス効果もあります。
特に竹製は木製よりも呼吸率が高いのでおすすめです。

1日で1m伸びる事もある竹



パジャマは夏用、冬用をそれぞれ2着用意してこまめに洗うと快適な睡眠を後押ししてくれます。
素材は綿やウールが良いですね。もちろん比率は100%で。




ベッドも木製や竹製にすることでカビを抑制することができます。
マットレスは硬めのもの、高反発素材が寝返りしやすくてオススメです。特に腰の悪い人は高反発にしましょう。

身体が沈み込まないので熱もこもらず寝返りしやすい


床にお布団を敷いて寝る人はスノコを引くことがオススメです。
そうでなければ毎日布団を畳んで換気を促しましょう。
布団を敷きっぱなしにすると、自分の寝汗だけでなくお部屋の湿気を吸い取った布団が乾かなくて、ダニやカニの温床になります。



今日からやってみる

まずは出来ることから始めてみてみませんか?
どれか一つでも変えることで睡眠の質が変われば嬉しいです。
より良い生活を送るためには睡眠環境を整えることが近道ですよ〜


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