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『HUNTER×HUNTER』読んだら仕事ができるようになりすぎた。「昼下がりのコーヒーブレイク」編

HUNTER×HUNTER読んだら仕事ができるようになりすぎたんで、ちょっと聞いてください!


「オレにとってこの状態は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ。」



鎖野郎に捉えられ、身動き取れない状態でボッコボコにされてるクロロの言い放った一言。 鎖野郎クラピカからすると、仲間の仇そのものを目の前にし、この余裕は怒りをさらに強くする。クロロにとって、このような場面は想定の範囲内だし、幻影旅団設立を決意した時から常に死を毎日側にあるものとして享受している。


何かチャレンジする時、自分の人生を賭けてるなんて簡単に僕たちはいっちゃうけど、ほんとに賭けるということはこういうことなのかもしれない。


クラピカも幻影旅団以外に能力を使った時「命を賭けている」。
だけどこのとき、クロロを殺さなかった。仲間の命は賭けれてなかった。


クロロは、自らMissionを設定し、それに殉じる覚悟があったし、それを結成当時のメンバーと共有できていたと思っていた。だから、自分の命はもちろんのこと、メンバーの命も「昼下がりのコーヒーブレイク」がごとく扱えると思っていたからこその、このセリフだった。


何か大きなことを成し遂げる時、こういう覚悟を持った人がいると短期的には爆発的なパワーが出る。それはスタートアップなどの分野では、急成長の貴重なパーツになる。だけど、本当は。コーヒーブレイクといっていたクロロが受け入れられてたのは、自分の命だけだった。いざ、自分の仲間が、結成当時からの仲間が死んでいった時、彼は自分も本当はMissionに忠実に生きられない人間だったと知る。


Missionに殉じれると信じていた時、それが無理だと分かった時。どっちが本当の彼なんだろうか。きっと、そのどっちも本当なんだろう。わりきれない。でも、だからこそみんながついてきた。矛盾。でも、もしかしたら人ってのはそういうものなのかもしれない。




ハンターハンター深すぎる。やっぱりマンガは人生の攻略本だ。

©︎HUNTER×HUNTER



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この話が収録されているのはこちら↓
(カラー版もいいよ!)


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やまだくにあき
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