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有料noteの「本当の意味」がわかってから、どんどん書けて、どんどん売れるようになっちゃった。
インターネット上の文章は無料で読める
もっというと
インターネット上の文章は無料で読めるべきだ!
インターネット黎明期を通ってきた僕たちは、広大な海にある文章が無料で読めることに感動し、その文章の特異さにまた感動し、いつしか自分も誰かにそんな文章を届けたいと願ってブログを始めた。
有益な情報であっても、いやむしろ有益な情報であればあるだけ無料で公開することで、多くの賞賛を得る。それでよかった。
だから、インターネット上に有料の記事を上げてる人たちをどこかバカにしていたのかもしれない。「はいはい、長い目線で人生を考えれてないのね。」「短期で刈り取ってどうするの?」「情報商材おつ。」「わかってないなぁ。」そんな風に。
時は変わり、2024年。
インターネットには文章が溢れ、AIの進化も止まることはなく今後もこの流れは加速していく。「有益」なんてものはもはやChatGPTで十分。彼がまとめてくれる情報で事足りる。つまり、もはやインターネット上にある文章に何の価値も無くなってしまった。
ではなぜ僕たちはまだ文章を書くのか?
人によって目的は違うだろう。ある人は内省のため、ある人はどうしても伝えたいことがあるため。動機は何でもいい。
でもこぞって求めているものがある。
それは、「読者」だ。
まだインターネットの世界に文章が少なかった頃、インターネットに文章を公開することはそれだけで希少だった。だから読まれた。たいした工夫をせずとも多くの人がブログに訪れ、過去記事も含めて巡回してくれた。僕たちはただ書くだけで良かった。
でも今は文章が溢れていく。どれだけ一生懸命書いても、どれだけ一生懸命SNSで書いたことを伝えても、読んでくれる人はごくわずか。それは仕方ないこと、本当にいい内容だったとしても、その「本当にいい内容」はインターネットの海に沢山ある。言葉は汚いけど、掃いて捨てるほどある。そういう世界に、僕たちはいま生きている。
そんな世界において、貴重で希少な「読者」を手に入れる方法があった。それが「有料note」である。嫌悪していた「有料」にこそ、今、新たな意味が付与されていた。
このnoteでは、「なぜ有料noteこそが読者を獲得できるのか?」という疑問に答えを出した後、具体的な有料noteの始め方、そして読まれ方、買われ方についても説明していく。
対象としている方は
・有料noteが読者を獲得できるというロジックの答えを知りたい方
・よい読者が欲しい方
・有料noteを書くことに精神的なハードルがある方
・有料noteを書く具体的なステップが知りたい方
・有料noteを書いてみたけど全く買われない方
逆に対象外なのは
・いきなり月100万円稼ぎたい方
・誰かを騙して有料noteで稼ぎたい方
です。
ではどうぞ。
有料noteと読者
はじめに結論です。
有料noteは、本気で読むからです。
ちょっとトートロジーっぽくなってるかもしれないんで、説明させてください。いま、ほんとにインターネットの海に文章が溢れてます。僕らってどれだけいい文章でも、どれだけ役に立つ文章でも流し読みしてます。これ絶対です。なんとなく太字だけを目で追って、概略を掴んでます。というか掴んだ気になってます。
たとえば、僕のだとこれとか一時期スタートアップ界隈の方からめちゃくちゃ読まれました。SNSこれで埋まったと言ってもいいかもしれません。
では果たして、このnoteを覚えてる人かどのくらいいるんでしょうか?ほとんどいないんじゃないですかね。もちろん結構センセーショナルな内容だったと思うので、覚えてくださってる人もいると思うんですが、それはとてもレアなパターンです。
他にもこちら。賛否含めてばっちばちに広まり、かなり影響力のありました。スマートニュースさんとかのトップとかにでたったのも大きかったんだと思います。
で、です。こちらも同じく「みたなー」って方はいると思うんですが、内容について覚えてる方とかいますか?たぶんほとんどいないと思います。
別にこれは悲しくて言ってるわけじゃなくて、そういうものだって言ってる感じです。致し方なし。だって他にももっともっといい文章が日々アップされてるんですもん。仕方ないです。
そんな中、有料noteは、「よし、しっかり読むぞ」と自分を文章と向き合わせるんです。だから、全然違った読書体験になる。そう「読書」になるんです。今までのは、流れていく情報を見てるだけ。有料noteは読書になる。これは結構な変化です。
読み手の姿勢が変わることは、書き手からしてもポジティブな影響を受けられます。しっかり読んでくれるわけです。まずそれだけ嬉しいんですが、それだけじゃないんです。感想やコメントをもらえる可能性が超絶高まります。
だって考えてみたら当たり前ですよね?
真剣に読んでるんだから。懸けてるエネルギーが違う。学びの質が変わる。誰かに言いたくなる。それは直接書き手になのかもしれないし、SNSでの感想投稿なのかもしれない。形はわからないけど、少なくても「読む」に新しい「何か」が加わります。これは次の「読者」を連れてくることになります。
わかりやすいところで、SNSで「よかった」と伝えてもらうことで、新しい読者が生まれます。わかりにくいところで、誰かの記憶に残ることで、無意識にチャンスが増えてます(応援してくれる、ファンになってくれるとかの意味です)。
ちょっとまとめましょう。
・有料noteは、読者を生み出す
・読者は、本気で読む
・だから、ポジティブな影響が生まれる
有料noteの本当の意味は、読者を作り、ポジティブな影響をつくることにあったのです。
はじめての有料note
無料が当たり前だと思っていた方、有料noteを書いてみる気になりましたか?
僕はこのことに気づいてから、有料noteを書くハードルがぐんっと下がりました。そして実際に書いてみました。そしたら売れました。衝撃です。まだ心のどこかに「お金を払って読んでもらうには値しない」と思ってたのかもしれません。
でも、やっぱりそうじゃないんですね。
もちろん読んでもらうための工夫は必要です。それは後ほど説明します。でもそれよりなによりまず1つ有料noteを書くことが大切。そこの心理的なハードルを超えることが何より大切。そんなふうに思います。
そしてその最もいいやり方があります。
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ここまで見てくださるなんて...ありがとうございます!! SNSに書かずnoteだけに書くことも多いので、フォローしておいてもらえると嬉しいです!