『HUNTER×HUNTER』読んだら仕事ができるようになりすぎた。「大切なものは、ほしいものより先に来た」編。
HUNTER×HUNTER読んだら仕事ができるようになりすぎたんでちょっと聞いてください!
「大切なものは、ほしいものより先に来た」
正直このジンのセリフを初めて聞いた時ピンと来ませんでした。ここにいうゴンと同じような顔をしたと思います。
でも、資格試験の勉強や社会人としていろんな経験をした後にこのセリフを読み直すと、仕事で重要なことのエッセンスが含まれまくっていました。衝撃です。
僕たちって、いろんな目標を掲げます。
「大学に行く」「資格を取る」「独立する」「売上1億円」「世界からこの課題をなくす」
なんでもあります。すごいことです。そういう目標を定めて、そこに走ることは。人は目標があった方がそこにエネルギーを集めれるから。
だけど、目標ってやつはいつか達成しちゃいます。叶えることができるものなんです。そして叶えたら嬉しい。だけど、その嬉しさはすぐなくなります。長くても3日とかだと思います。
そして、ある時からその「目標達成」で得られる喜びやその他の感情というものに慣れます。もっというと展開可能になります。
「これでこのくらい嬉しかったから、きっと次の目標だとそれの3倍くらい嬉しいんだろうな」
みたいな感じです。それはそれでいいんですが、ただそれが続くと刺激ジャンキー、難易度高い目標ジャンキーになっていきます。いつまでも満たされない。
じゃあどうすればいいの?
そこでこれです。
「大切なものは、ほしいものより先に来た」
くぅ。なんでわかってるのこれ。
そうなんです、ジンは王墓の真実を求めて仲間を作り、その目標達成した瞬間、そのちょっと前にその仲間と握手を交わしたときが一番嬉しかったと言います。そうなんです。目標達成は「おまけ」なんです。
一緒に苦楽を共にした仲間と握手をした瞬間。
その時の喜びに比べたら、おまけおまけ。
これ、自分の人生で振り返ってみても、改めて本当にそうだったなぁと。
司法試験の合格は確かに嬉しかったけど、自習室に毎日こもって、そこで会話するわけでもないけど「毎日来てるあいつ」って存在にどれだけ救われたか。
IPO準備の時、やっちゃいけないミスを発見して夜中一緒にガハガハ笑いながらも真剣に何時まででも修正してくれたみんなが、どれだけ力になったか。
司法試験の突破も、IPOももちろん嬉しかったけど、でも、その前に一緒に走ってた仲間や思い出や、そういう時頑張れるって自分や、ふとした缶コーヒーの旨さは、実はその目標達成の何倍も価値があったなって思うんですよ。
大切なものは、ほしいものより先に来るんですよ。
だからこそ「道草を楽しめ」。
今この瞬間、目標に向かって直走ってる人も、まだ目標を掲げてない人も、ふと横を見た時に一緒に頑張ってる人だったり、頑張れてる自分だったり、変わった雲の形だったり、少し肌寒くなった風だったり、そういうものこそが人生で、それを楽しむのが豊かに人生を歩むことなんだよなぁって。
そんなことを全部教えてくれるのが、HUNTER×HUNTERのこのシーンです。半端ない学びが。やっぱりマンガは人生の攻略本だ。。
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この話が収録されているのはこちら↓
(カラー版もいいよ!)
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