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あをによし 碧がよし 蒼もよし 翠よし ’24【みたらい渓谷】奈良あるき

今年もやってきた!?
あの景色を歩く季節が。

奈良の秘境とまでは言わないかもしれないが、
行きやすい秘境・・・

新緑の天ノ川沿いのみたらい渓谷遊歩道歩きが
ワタシの恒例行事となります。
5月ごろからいつにしよう〜と考え始める。

昨日は朝から曇りがちで、どうしようか迷ったが
今後のお休み計画を見て、やはりこの日に行こう!と朝決断。

近鉄吉野線で下市口駅で下車。
ここから洞川温泉行きのバスに揺られて1時間。
天川川合で下車。

驚いたのが、バスは乗客で満タン!
今まで4回ほと同じバスに乗っているが、大体多くて5人ぐらい。
貸切の時もあったほど・・・
登山チームが10名ほどいたようですが、こんなの初めて!




吉野川を渡る


青空と雲が見えてきた



観光案内所前に停車
雲が厚く
空気もひんやり



昨年夏の記事の際は、天川弁財天へ参拝したあと
観音峯登山口までの歩きでした。

今回は天川川合から洞川温泉まで行きます。

大量の写真になりますが、今年観た景色として記録します。


吊り橋渡る
太陽が出てきた!



ここからの景色を見にくるだけでも
価値あり!


神秘の碧



吊り橋を渡り、みたらい渓谷遊歩道まで2キロぐらい林道を行く。




みたらい渓谷遊歩道
入り口




川のせせらぎを聴きながら





晴れてきた!







これぞ、みどりのアーチ


ちらちら見えるエメラルドグリーンに
気もそぞろ



みどりの中に色が映える



山から流れる






歩いていると、向かいから大きな四角い物体を背負った女性二人組が。
一体何じゃらほい?
聞いてみると、岩登り用(落ちた時の受け)のマットレスとのこと。

これはまたすごい。

落ちないのがもちろん一番だが、うまくこのマットに落下しないとね。

確かに吉野は岩場が多い・・・







重なる



紅一点



岩から


頭上注意



吊り橋渡る
みたらい渓谷へ



緑と碧と青と雲



吊り橋を渡り車道まで下りて来ると、河原へ下りれる階段が。

行くでしょ。

ゴロゴロ岩を歩きながら、水に近いところまで・・

流れる清流
谷の向こうの空と雲
みどりの山




限りなく透明に近い・・・
そんなフレーズがぴったり
やはりスキだわ
渓谷
渓流





ちょうど平らな岩があったので、ごろん〜


ゴロンで見上げる空
はぁ〜〜



しばし横になって考えごと。



よっこらしょと起き上がり、歩き再開。



吊っていない橋渡る
でも揺れる



橋からみる水の色。
雲の移動で太陽の光が出てくると、水の色がみるみる変化。

深みどり色から・・・



たまりません〜






昨年の記事のヘッダーにした
お気に入りの場所
曇りでも
神秘










白い花たちがみどりに映える
映えることを知っているかの如く
白く咲く










観音峯
登ってみたいが
マムシやらクマの注意喚起があり
独り歩きにはリスキーかな




吊り橋渡る
渡った先から振り返る




一度国道に出てしばらく歩く




岩に這う
ヒカゲノカズラ!
ちょっと嬉しい



国道沿いに入り口


目指すは
♨️



ここからの道は、先程の道とは少し様子が違う。







何度見ても感動の水の色と、岩や樹々とのコントラスト。

これを見に何度でも訪れたい。





たまに道から川が離れると、そこは一気に静謐な森の世界。

川の音に慣れた耳が、急に無音になったように感じ、自分の足音だけが響く。

さっきまで大きな声で歌っていたのが・・・ちょっとボリュームダウン(笑)





樹紋?



緩やかな流れに
ゴールはすぐそこ




遊歩道が終わった先に、村営の温泉施設があるが
なんと新しい建物が完成していた!


洞川温泉




オープンしたばかりのようでピカピカ!

昨年工事を奥でしていたのは見ていたが、まさか全く新しい施設ができるとは思っていなかった。

広々とした明るい内装。
木材をふんだんに施されている、吉野杉かな?


でもワタシの好きな雰囲気ではないかな・・・
先日の天山を見たばかりなのでね。

でも村営の施設としては立派で、使いやすいように見えました。

歩きの後の一風呂にはいいお湯です。


セブンティーンアイスは無くなっていた(涙)





さっぱりしたら、あとはアレでしょ!?


洞川温泉街
夕暮れ時が提灯の明かりで
雰囲気が良いらしい





今日のぷは〜っ


今年初鮎



そう6月まで待って訪れた理由に、鮎漁の解禁がありました。

をいただく。

これで元気に夏を迎えられる!?




またバスに乗って帰ります



涼しいというより寒いぐらいの気温と、ひんやりした風が流れる
吉野の山奥。

若葉が重なり柔らかい光が透ける道を、神秘の翡翠色の渓流を見ながら歩くこと、

この季節の楽しみ。


天ノ川を囲む山は色とりどりのミドリの大渋滞だった。


視力、0.2ぐらいアップしたのでは?!



塩焼き派





駅に戻ると、気温上昇とともに現実世界へ・・・・

いつもこの繰り返し。


また来年。







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kumokichi
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