あをによし 大和の青垣と青柿と悪ガキと
台風、なんとか通り去ったよう。
朝は山の中腹に霧がかかり、なんとも美しい景色だった。
最近、朝に夕にまたイソピーのおしゃべりが盛んで賑やか。
今朝もそれは大きな声で遠くの仲間とピーチクパーチク。
いつものベランダからでなく、玄関の方から聞こえてくる。
ちょうど少しだけドアを開けて、スクリーンドアにしていたので
そっと覗くと・・・・
夢中で話しているメス(たぶん)のイソピー(たぶん)。
スクリーンドアをそーーっと開けても気づかず話し続けているでは!
コンデジでどこまで写るかわからないが、とりあえず何枚かシャッターを押してみる。
するとこんな子が写った。
やっと、ハッと気づいて屋根に移動していった。
でも、そこでもおしゃべりは止まらない。
そんな朝で始まった今日は、本当の休み?!
ということで、久々にひーさんデイ。
「柿渋用の柿を取ります」
山辺の道エリアへ。
東側の山は雲がかかっているが、空は真っ青。
ご近所さんの放置状態の柿畑で、取って良いという許可済みの木の
青柿を収穫。
高鋏が用意されていた。
手入れをしていない木なので枝も伸び放題、実もそんなについていない。
ただ上の方に結構なっていて、柄をめいいっぱい伸ばしてチョキンチョキン。
首が疲れる。
1時間弱作業して、まあまあの量を収穫できたので終了。
ちょっとの作業でも汗びっしょり。
まだまだ暑いわ〜。
さて、ランチはどうする?
昨日ラインで
ひー「どこに行きたいか考えておいてくださいね」
雲「了解!」
と返信したものの・・・
食べること好きだけど、調べてまで行きたいところ探すほど
実は興味ないのです。
で、適当に思いつくところを言ったところ、案の定サラッとスルー。
で、
ひー「フクズミのナントカカフェに行ってみます? 」というので
雲「いいね〜そこにしよう!」
ただそこはカフェがメインということなので、まず近場でランチを食べて向かうことに。
そのランチは台湾系のガッツリ飯。
お腹いっぱいで向かったのは、大和高原の福住というところだった。
天理ダムの方からどんどん山を上がっていくと、開けた窓から入ってくる空気が
明らかにひんやりしてくる。
こんなに違うものかと。
カフェに行く前に、氷室神社へお参りしました。
そう、あの氷の神社です。
冷蔵庫、冷凍庫がない時代に保存された氷の価値がどんなにかは
簡単に想像できます。
そして、保存できたということも驚き。
とても美しい石垣があった。
この大和高原、以前訪れた笠や都祁など歴史的にも興味深い地域であり
また謎めいたところでもある。
車でないと来れない場所、訪れることができてよかった!
そしてやってきたのが古民家を使ったカフェ。
こちらのケーキ屋さんが八木にありケーキを購入したことがある。
ここが拠点だったのね。
母屋の右手にキッチン工房があり、ケーキや焼き菓子を作っている。
とてもいい空間。
古い建物を生かしたリノベーションをされていて居心地が良い。
たくさんの人が訪れていた。
そう、ここでしか味わえない何かがあれば、ちょっと不便でも人はやってくるのです。
勉強になった。
ということで、盆地に戻ります。
今日、ひーさんに朝あった時に
雲「栃の木、柿畑の近くにあるかな〜?」
ひー「栃の木?」
雲「そう、栃の実探してるの」
ひー「それ、〇〇にありましたよ」
雲「えーーーーーっ、ほんと?!」
ひー「はい、確かトチノキって書いてあったと思う」
「いっぱい生ってましたよ」
雲「へぇーーー」
そして、盆地に戻り、その〇〇に連れていってくれたのです!
〇〇の駐車場に植っていました!
これが栃の木。
見たことあるようなないような。
でも葉っぱには見覚えがあるわ。
木には実が生っているのだが・・・
下には全く落ちていない・・・・涙
やっと一つ小さい実を見つけた!
でも本当に一つだけ。
なっているのは全然手が届かない高さ・・・
ひー「今度高鋏持ってきましょうか?(笑)」
雲「そうしよう(真剣)」
って、ほんとにワタシはやりかねない・・・悪ガキでした、昔から。
やっとご対面できたトチノキ、まずは存在を確認できたのが収穫。
絶対誰にも教えない〜 イヒヒヒwww
この後、道の駅でまたスイーツ休憩。
野菜も入手した。
さて帰ろう。
また今日も自分では行けない所へ連れていってもらい、
大和の魅力を満喫できた。
今、あちこちで車を持つことを勧められている・・・
奈良で生きていくなら車に乗りなさいと。
わかっているけど・・・
車の運転は大好きだけど・・・
考えよう。
ひとり歩きが基本好きだが、
友人と連んで、自分では思いつかない場所に行くのも楽しい。
いい休日でした。
【今日の収穫】
よい一週間になりますように。
いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。