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我が家の、手(数)抜きハンバーグ
はい、そろそろ定着してきた頃でしょうか。めんどいことが大の苦手!人生のめんどいことが少しでもなくなるよう、日々頑張っているクミタです。
こんにちは!
『手抜き』と聞くと、マイナスイメージの方が大きいと思うのですが、この『手抜き』という言葉。人から言われると嫌だけれど、自分の中ではとても大好きな言葉です。
私の中の『手抜き』は、『手数を減らす』という意味で、抜いても問題ない工程はじゃんじゃん抜いてしまって、できるだけ簡単にする!というもの。
この『抜いても問題ない』ってところが大切。
たとえば、私が作る『ハンバーグ』。
どうやら美味しいらしいですよ?私自身も大好きなメニューです。
別に特別な材料を使っているわけでもなく、特別な工程を入れているわけでもなく、むしろ、初期の頃からいろいろな工程を省きまくって、めっちゃシンプルになっています。
材料は、合いびき肉、玉ねぎ、塩、コショウ、ナツメグ、卵、パン粉。
何の変哲もない材料しか使っていません。(いつも目分量)
一般的なハンバーグの作り方をざっくり書き出すと、
・玉ねぎをみじん切りにしてキツネ色になるまで炒める
・材料を全て混ぜ合わせ、粘り気が出るまでよく混ぜる
・空気を抜き、形を整え焼く
みたいな工程ですよね。
私はまず、玉ねぎを炒めることをやめました。
私の中でハンバーグを作るときのめんどい要素が、この『玉ねぎを炒める』でした。玉ねぎをキツネ色になるまで炒める、玉ねぎの粗熱をとる、フライパンを洗う、もうこの工程がすでにめんどい。
ある時「もしかして炒めなくても美味しいんじゃない?」と思い、生のまま作ってみたら、ちょっと玉ねぎのシャキシャキ感が残って、これはこれで美味しい!という結果に。
この工程を抜いた結果、ハンバーグが食卓に上がる回数が増えました。
作ろう、というハードルが私の中でめっちゃ下がったんですよね。
だって、大きなボールに材料全部入れて混ぜればいいだけですから!
続いて、一生懸命混ぜることをやめました。
これは、いつからか誰からか教わったのですが、ハンバーグのタネは、混ぜれば混ぜるだけ美味しくなる。みたいな。
で、ある人がテレビで「実はハンバーグは、あまり混ぜないほうが美味しいんです!」みたいなことを言っていて。
じゃあ、試しにあまり混ぜずに焼いてみよう。と作ってみると、美味しくなったかどうかはわかりませんでしたが、いつもどおり美味しい!(笑)
え、じゃあ今まで親の仇!みたいに必死に練っていた時間はなんだったの!?ってなりました。それからは、私の中で成形しやすいくらいの粘り気が出ればOKとしました。
成形したハンバーグをバットに並べることをやめました。
もうね、冷たいフライパンの上に、できたものから並べていき、それから火をつけてます。
テフロン加工のフライパンですしね。
これもある時テレビで、ハンバーグのタネをバットに並べて、一度冷凍庫で冷やしてから焼くと美味しい、ってやっていて、試したんですけど、そんなに美味しさがアップしたようには感じなかったので、逆に、そのまま焼くならフライパンに並べてしまえばいいじゃない、みたいな悟りを開きました。
お肉を焼く時って、フライパンが温まってから「ジューッ!」てするイメージじゃないですか。私もその固定観念をもっていたのですが、テフロン加工のフライパンは初めに熱さなくてもお肉がくっつくことはないし!
なので、たとえば他のメニューでも、お肉に下味をつける時、ボールとか使わずに、テフロン加工のフライパンの中で下味をつけ、そして火をつけます。洗い物が一つ減るだけでも、これで一工程省いてますからね。
そんな感じで、私の作るハンバーグはだいぶシンプルになっています。
ちなみにソースは、ハンバーグを焼いたフライパンを軽くキッチンペーパーで綺麗にして、そこで作ります。
ケチャップとウスターソースを半々くらい。バターと赤ワインを入れて少し煮詰めるだけの簡単ソース。シンプルだけど、これが美味しいです。
恐らく、ハンバーグって、凝れば凝るだけ美味しくなると思うんですけど、私の中で最大限にシンプルにしたハンバーグも美味しく食べているので、これはこれで立派な手(数)抜きハンバーグなのでは!と思うのです。
なにより、作るハードルが下がるとパパッと作れるレシピの中に昇格するわけです!毎日作る食事ですから、簡単で美味しいレシピが増えることは大切!
盛り付けまで頑張るとこんな感じ!
(このときはちょっと焼きすぎかな?)
レタスが高すぎて買えなくて、適当に冷蔵庫にある野菜を焼いたら逆に美味しそげになってこんな感じ!
そして、盛り付けがんばらない日はこんな感じ(笑)
というわけで、これからも抜いても大丈夫な手数はどんどん抜いていくことにします!
(たまには手の込んだ食事も作ろうね?)