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クチナシの白い花


ツヤのある葉っぱに真っ白な花、
そして甘い香りを漂わせるクチナシ(梔子)は、
初夏を代表する花のひとつです。

アカネ科の常緑低木、原産地は日本や中国など東アジアです。

とても香りの良いクチナシは、キンモクセイ(金木犀)、ジンチョウゲ(沈丁花)と合わせて
「三大香木」と呼ばれています。

作品名:「しずくと共に」
中島公園

秋になると実をつけますが、その実が熟しても裂けず口を開かないことから「クチナシ」と呼ばれるようになったという説も‥

熟した実は生薬、漢方薬の原料となります。
不眠や精神安定、目の充血などにも効果があります。

作品名:「実り」
夙川河川敷公園


また、黄色の染料として使われたりします。
食品の色素としては、昔からお料理に使われてきました。

【栽培環境】
クチナシを家庭で育てたい!という方には
鉢植えから栽培するのがおすすめ。
ベランダやテラスで簡単に育てることが可能なのです。
環境になじみやすく、育てやすいのが特徴です。
温暖な環境好み、乾燥が苦手なクチナシは
夏場は、特にしっかり水やりをしましょう。

長く楽しむためには、剪定や定期的な植え替えは必須。花が先終わった直後に剪定しましょう。

また、挿し木や株分けで増やすことができるので、
クチナシで香りの良いお庭を作ることができます。

花言葉は
「喜びを運ぶ」
「とても幸せ」(ᴗ͈ˬ ᴗ͈)ꕤ.゜

クチナシの花の甘い香りが、風で運ばれることからついた花言葉です。

作品名:「今だけ」
中島公園

科名  :アカネ科
属名  :クチナシ族
原産地:日本、中国など、東アジア

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