【Audible書評】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方(八木仁平)
キャリア迷子の旅は、定まってみたり、マンネリ化して揺らいだり、また次のステップへ進んだり、都度都度自分軸に照らし合わせて判断しながらここまで来たわけですが、ようやく決定版となるメソッドに出会えたかもしれません。
「自分軸」をどこに置くべきか、思い込みやわだかまりをそっと脇に置いて、素直に言語化することをリードしてくれるわかりやすい本です。
Chapter1の「やりたいこと」探しを妨げる5つの間違いが画期的でした。
特に5つ目。うすうす自分でもわかって気づいていましたが、言われてしまうと「やっぱそうだよね」と納得。
私の言葉で言い換えると、マネタイズなんてあとで考えればいいんじゃん、ということ。
ビジネスコンサルをやっていて高い月額単価に慣れてしまったおかげで、やりたいことがあっても収入が落ちることへの抵抗がずっとありました。だからこそ、ライスワークとライフワークを分けてバランスをとっていたのです。
かといって、すぐに1か0か、黒か白かの賭けに出るつもりはありませんが、徐々に「純粋にやりたいこと」にシフトしていこうと、今日改めて思いました。
大事にしたい「価値観」×「得意なこと」×「好きなこと」の掛け合わせが、今日1日この本(Audibleと付属PDF)と取っ組み合った結果、だんだん形をなしてきました。でも目新しいことや斬新なアイディアではなく、実は前から思っていたことについて、「やっぱりそうだよね」と再確認。
となりの青い芝がうらやましい、今のままでいいのか不安、今はとりあえず満足だけど今後は・・・という方。紙の書籍、Audible、Kindle、いずれも対応していますので、まずは半日ほど本を片手に自分と取っ組み合ってみてはいかがでしょうか。
私の「やりたいこと」は、すでにアウトプットしてきた記事の中にもあります。今後は、その輪郭をより鮮明にして、ターゲットにリーチしていこうと思います。いい日曜日が過ごせました。