未経験の部活の顧問を、試行錯誤でやってみた結果。【前編】
冬季オリンピックが始まり、連日にわたって選手の競技映像をYouTubeで見ています。
夏の五輪とは違う、「魅せる」わざの数々に、圧倒され、感動しています。
スポーツのもつ素晴らしさを、改めて感じているところです。
さて、今回は未経験の硬式テニスの顧問ながら、工夫してやってみたことを書いていこうと思います。
ソフトテニスの経験はあるので、それがだいぶ応用できたような気がします(^^)。
素人ながら、やっているので経験者の方からすると微妙かもしれません💦
でも、同じように苦労されている先生方の参考になればうれしいです。
■練習メニューを調べる。
未経験の部活を担当するときは、まずAmazonで書物をあさり、YouTubeで練習について調べます。
教材研究の部活バージョンです。
参考にした本と動画を紹介します。
〈本〉
この2冊は練習メニューが豊富に書いてあって、図や写真がカラーで写っているので、イメージがしやすかったです。
とりあえず平日2時間、休日3時間の練習メニューを考えないといけないので、量が必要でした。
基礎練習から応用練習まで、幅広くまとめてあったので、参考になりました。
2冊目の本が、サーブレシーブに関する内容があまり載っていなかったので、1冊目を追加で注文しました。
これが出来れば、充分初心者レベルは超えていると思っています。
〈動画〉
動画は1つ1つの技術を細かく見たい時に、見ます。
特にスターテニスアカデミーさんの動画は、本当に分かりやすいです。
テニスの戦術(ボールの配球コースや試合の組み立て方)は、四大大会をはじめ、プロの動画をよく見ています。
ただ単に面白いのもありますが(笑)。
最近だと、全豪オープンをよく見ていました。
「自分ならここに打つな」と思って見ていると、とても勉強になります。
■だいたいの練習スケジュール。
基本的に以下のような流れです。
①基礎練習40分
手投げ、球出しで前後、左右に走らせて打たせます。また、ボレー練習も行います。
②ゲーム練習40分
ラリー形式になるように、一方から手投げで打って、そのボールを打ち返すような練習をしています。
やはりラリーは楽しいみたいで、生徒のやる気が全然違います(笑)。
③サーブレシーブ30分
サーブ練習にすることもあります。ワイド、ボディ、センターと、狙う場所を言ってから打つようにしています。なんとなく打たせないようにするためです。
④試合
時間がある休日や、外部のコートが取れた時は、思う存分試合をしてもらいます。
たまに私もシングルスをやって生徒と勝負をします。
本気で悔しがって、一生懸命プレーしている自分がいます(笑)。
次回は、部活動が面白くなる声かけや、ソフトテニスと大きく違うバックハンドの習得に対する考え方について書きます(^^)。
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