南米逃亡34日目🇯🇵〜鬼の28時間フライトで帰国
サンパウロ1日観光を終えて夜に空港へ。
まずはアメリカのダラスまで10時間30分。
サンパウロを弾丸で1日観光していたのもあり、機内では割と寝れたように気がします。
ダラスで4時間30分の乗り換え。
プライオリティーパスで使えるラウンジを探してみると、なんとマッサージできるスパがありました。電動マッサージ30分無料。長距離フライト後には大変ありがたい。
その後は軽く食事するためにラウンジへ。
お水を飲もうと浄水器の蛇口を回すも水が出ない。コーヒーもスープも売り切れ。軽食もほとんどなくなっているのに補充がない。
仕方なく缶のジュースと残っている軽食を遠慮気味に取りました。
スタッフさん同士の会話を盗み聞くと、どうやら断水しているらしい。
しばらくすると、食べ物も飲み物も無くなってしまったので、ラウンジを後にしました。
その後トイレに行きましたが、水が流れません。手洗い場も水が出ませんでした。
しばらく空港内を歩いているとどこのトイレも入り口を封じられています。
無理やり入ろうとする人も警備員によって追い払われていました。
飲食店もどこも閉店。缶やペットボトル飲料のみの販売になってました。
どうやら空港全域で断水が起きているようです。
先進国アメリカの空港なのに。
日本ではなかなかないですよね。
何もできないので搭乗口へ。搭乗開始時間より少し早いですが搭乗開始されており、他の乗客も既に多くの方が搭乗されてました。
(飛行機の中だとトイレ使えますしね)
搭乗締切時刻前にはきっちり乗客が集まり、オンタイムで離陸しました。
さて、ここからが修行です。
東京まで13時間50分。睡眠はサンパウロ→ダラスまでの機内で充分取れてるのでもう寝れない。映画を探してみるも特に見たい映画もない。ただひたすら暇との戦いでした。
瞑想→フライトレーダーで現在地確認→瞑想→映画みるもハマらなくてすぐやめる→瞑想→スマホの写真整理→瞑想の無限ループでした。
そしてこの苦行に耐えること13時間50分、、
日本到着!
無事に帰れた、、
ブラジルから28時間50分かけて日本に到着。
日本に帰国できたことが嬉しすぎて、
実は今日は元旦1月1日。あれ、どこで年越してたの?と思ったんですが、
ダラス発12月31日AM10時40分発
東京着 1月4日PM15時30分着
日付変更線もあってか飛行中も年越しの瞬間には立ちあえていない模様。
人生初の年越せてないお正月です!
今日は空港近くのビジネスホテル、東横イン成田空港に宿泊しました。
28時間50分かけて帰国。
逆に言うと1日ちょっとあれば地球の反対側から移動できちゃうんだ。
不思議。
凶悪犯罪都市サンパウロから平和な日本にワープ。
「あれ?私本当に南米にいた?」
この1か月が実は夢だったんじゃないかと思うくらい、いつも通りの平和な日本の光景。
帰国の感動や旅の達成感よりも、一瞬で世界をワープしたギャップに戸惑いを感じました。
南米なんて果てしなく遠いイメージだったけど、意外とそうでもないのかも。
世界は広いようで狭い。
そんなことを思った帰国日でした。